中学生に勉強をやる気にさせる!親が行うと良いとっておきの3つの方法!

ハウトゥ

お子さんが勉強しなくて
お困りの親御さんは多いですよね。

特に中学生は、学習内容も難しくなり、
またゲームやテレビ、漫画やお友達づきあいなど、
様々な誘惑も増えてきて、

ついそちらに気が行ってしまうこともあるようです。

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私の息子も学校から帰ってきてだらだらして、
ゲームをして、テレビを見て・・

勉強しなさーい!と言ったところでのれんに腕押し。
全く効果がなく、こちらのイライラが募るばかりです。

自分はどうだったのかと、ふと振り返ってみると、

勉強しなきゃいけないとわかっていつつ、
やる気の出ない時はゲームをしてみたり、
漫画を読んでみたり。

親の方もどうせ言うことは聞かないとわかっていつつも、
「勉強しなさい」とつい言ってしまいますよね。
でも、実はその言葉、ちょっとまった!です。


勉強しなさいという言葉は効果がない

そもそも勉強しなさい!と言われて
やる気が出るものなのでしょうか。

頭ごなしに叱られたことで反発してしまうか、
叱られたから、とその場は勉強するふりをしてみたり、

仕方なしに勉強を始めたとしても、
それは決して自分の意志で勉強をしよう、
やりたいというやる気が湧いてきたわけではないため、

気持ちは持続しないでしょう。

実は私は親に一度も
「勉強しろ」と言われたことがありません。

私の父も親に一度も勉強しろと
言われたことがないといいます。

ですが、私も父も成績は良かったです。

父は「本人がやる気にならなければ
いくら周りが勉強しろと言ってもやらないよ」
といいます。確かにその通りです。

ですが、勉強せずにゲームばかりしている息子や、
テレビばかり見ている娘を放任にしておいていいのでしょうか?

親として子どもがやる気を出すように導いて
あげられる良い方法はないのでしょうか。

どうして勉強しないのか

勉強しない子どもの行動の裏には、
実は以下のような気持ちが隠れている場合が多いのです。

  • やらなくてはいけないのはわかっているが、
    気ばかりが焦ってどうしたらいいのかわからない。
  • 勉強をしていても内容が難しく、わからないため、
    だんだん集中力がなくなっていってしまう
  • そもそも何をどう勉強したらいいかわからない

中学生ともなると、やらなくてはいけない、
ということは分かっていて、その上でやる気が出ず、
ついつい目の前の誘惑に流されてしまうのです。

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そもそもやる気とは

やる気と一言で言っても、様々な意味があります。
何かに興味や関心を持つことやる気
と言うこともあれば、

自信を持って何かに取り組むこと
やる気といいます。

我が子が数学や英語などの学問自体に
興味や関心を持って取り組んでくれることが理想ですが、

誰しも好み得手不得手があるので、
なかなか全ての教科に対して
そのような状態になるというのも難しいでしょう。

そこで、もう一つのやる気である、
自信を持って何かに取り組むこと、

いわゆる自己効力感(=セルフ・エフィカシー)
伸ばしてあげる、という方法を考えてみましょう。

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成功体験をさせてあげる

自己効力感とは、努力して達成したことで得られる、
成功体験がやる気の源になっている
という考え方です。

人間は成功体験があると自信がつき、
「もっとやってみよう」という気持ちになります。

それにはまずやれることから取り組んでみて、
それが出来たという体験をするということが
実はとても重要になります。

そして、ここで親が必ずほめてあげましょう

この成功体験を繰り返すことによって、
勉強すること自体が楽しくなってきます。

具体的な目標を提示してあげる

成功体験を得るには、ただ「勉強をしなさい」と
漠然とした言葉をかけるのではなく、
具体的な目標を提示してあげることが大切です。

問題集を1ページだけやるとか、
10分間机に向かうとか、
初めはそのようなことでいいのです。

親も具体的な目標があるとほめやすく、
子供もほめられることで自信がつく。

小さなことでも、それが積み重なっていくと
子どもの気持ちにも変化が生まれ、
いい習慣になっていきます。

例えば簡単な計算問題を1ページやってみる。
始めはやる気はあまりなかったけど、
意外すぐに終わったし、お母さんにもほめられたし、

何となく気持ちも乗ってきたから
もう少し難しいページもやってみようかな
というような気になるのです。

苦手な教科には手を付けないというような場合も、
まずは得意な教科に取り組むことから始めましょう。

得意な教科で成功体験を積み重ねることによって、
苦手な教科にも取り組むやる気が出てきます。

外発的動機付けでやる気を引き出す

先に述べた二つのやる気内発的動機付けといいますが、
これに対して、お金、地位等外発的な要因によって
やる気を出すことを外発的動機付けと言います。

例えば「テストで100点を採ったらお小遣いをあげるよ」
ということで、奮起させるという方法です。

ただし、この方法は短期的には非常に効果が高いのですが
こればかりですと要求がどんどん大きくなってしまったり、

そもそも本当の意味で勉強することに対して
やる気があるという状態ではないので、
持続性にかけることがあります。

このため内的動機付けとのバランスが大切です。

いかがでしたか?

我が子だと、期待もあって、
ついつい感情的になってしまいますが、

まずは親が気持ちを切り替え、接し方を少し変えてみると、
お子さんの気持ちも行動も変わってきますよ。

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