この前、子供と体操教室の体験会に
参加した時の話です。
平均台やトランポリンや鉄棒があり、
子供は鉄棒に興味をしていたのです。
そして前転をしていました。
前転ができて喜んでいる子供の隣で
お姉ちゃんが逆上がりをしていたのです。
子供は真似して挑戦していましたが、
なかなかうまくいきません。
そこで逆上がりの練習をさせようと思い、
自宅でできる方法を調べてみました。
逆上がりができるようになりたい!
鉄棒をするときに逆上がりをしている子を
みると自分もできるようになりたいと
思うでしょう。
しかし、逆上がりの練習をするのは、
なんだか恥ずかしいと思うことも
あると思います。
こっそりと練習したい人には
自宅で練習することを
お勧めします。
ではどうやって練習すればいいのでしょうか。
紹介したいと思います。
自宅で練習
逆上がりの練習をするときに
いきなり鉄棒でしようとしても
恐怖との戦いになったり、
感覚がつかめなくて
諦めてしまう子もいます。
逆上がりが苦手な子に
お勧めしたいのが自宅で
リラックスした状態で行うことです。
そこでお布団の上で練習を
してみましょう。
後ろ向きに回転する練習
逆上がりのイメージを掴むためには、
後ろ向きに回転する感覚を身につけます。
この時鉄棒があると思いながら
行うことが大切です。
まず、お布団の上で体育座りをして
足を上げ、後ろに倒れます。
この時に背中を丸めるイメージで回転しましょう。
次に足を振り上げて回転する練習です。
お布団の上で体育座りをして
足を上げ、後ろに倒れます。
足は前後にVの字に開き、腰を高くあげるのです。
回転する感覚が身についてきたら
実際に鉄棒を使って練習します。
鉄棒を使って練習
まず鉄棒の高さに気をつけてください。
小学校や公園には、高さの異なる鉄棒が
いくつかあるので自分にあった高さを選びましょう。
理想は、腰と胸のちょうど中間くらいの高さです。
ちょうどいい高さがない場合は、
腰よりも低いもので練習してください。
鉄棒を握る時、両手を肩幅に開きます。
そして手の甲を上にする「順手」で握りましょう。
逆上がりをする時は、手のひらを手前に向けて
下から握る「逆手」が多いですが、
握力が無いと鉄棒から落ちてしまうので
順手で行ってください。
鉄棒を握ったら体を鉄棒に引き寄せます。
体が鉄棒と離れていると
蹴り上げた時にお腹に鉄棒が当たったり、
鉄棒が体に届かないことがあるのです。
そして足は前後に開き、鉄棒を
またぐようにして
後ろの足を蹴り上げます。
助走をつけている人が多いですが、
タイミングをつかみにくいので
助走はつけないで行ってください。
地面を蹴り上げる時は、頭上に向かって
思いっきり蹴り上げます。
この時に足が前に行かないようにしましょう。
体と鉄棒が離れてしまう場合は、
タオルや紐を使って体と鉄棒が
くっついている感覚をつかみます。
タオルを使った練習法
逆上がりの練習をする時に
タオルを使ってみましょう。
80センチくらいの長さの物を
用意してください。
このタオルを腰に回し、
両端を鉄棒にかけてタオルの上から
手でつかみます。
この時タオルが腰を支えてくれるので
回転しやすいです。
タオルのおかげで体が鉄棒と
密着し、離れてしまう心配がありません。
蹴り上げができれば、タオルがなくても
逆上がりができるようになりますよ。
タオルを使って練習する時は、
滑りやすくなっているので
誰かがついて見てあげましょう。
逆上がりができるようになるコツ
逆上がりの練習をする時に鉄棒の握り方や
足の振り上げ方、回り方のコツがわかりましたね。
できるようになるためには、筋力が必要です。
自分の体を支えられる筋力がないと
練習しても逆上がりはできません。
筋力が足りない時は筋力をつけましょう。
筋力をつけるために
鉄棒にぶら下がったままをキープします。
腕の筋肉が上がりますし、鉄棒を握るので
握力も強くなるのです。
まとめ
私は逆上がりができないので教える時に
どうすればいいかわかりませんでした。
お布団の上でトレーニングをするのは
回転のイメージがつきやすいですし、
頭を打っても大丈夫なので怖くはありません。
また、実際に鉄棒をで行う時にタオルをつけて
練習するので滑りづらくて足に勢いがつけやすい
ということもわかりました。
逆上がりができた方がかっこいいですよね。
早速試してみたいと思いました。