疲れた時や、イライラした時など、
ラベンダーやカモミールの、アロマオイルを
ディフューザーで焚くと、
それらが、何となく解決する気がしませんか?
そう思って、日頃、お世話になっている友人に
新築祝いも兼ねて、アロマオイルと
ディフューザーを贈ったところ・・・。
友人は、妊娠2カ月だというのです!
アロマの香りは、妊婦さんには刺激が
強すぎないかしら?
それ以前に、妊婦さんはアロマオイルを
使っても、大丈夫なものかしら?
段々、不安が募ってきたので、調べてみたら、
色々な事が分かったので、ご紹介しますね。
アロマオイルの使い方
アロマオイルに似た言葉でよく、
『エッセンシャルオイル』・『精油』という
言葉を、聞いたことはありませんか?
似ていますが、少し成分と用途が違うので
注意が必要です。
エッセンシャルオイルと精油は、
100%天然の物を、使用していて、
日本語か、英語表記かの違いだけです。
アロマオイルは、100%天然の物でなかったり、
合成の香料が、含まれていたりするので、
直接肌に付けてもいい、という但し書きが
ない限り、香りを楽しむ物として使います。
商品ラベルの、成分表示を見れば、
違いはすぐ分かるのですが、巷には総じて
『アロマオイル』と出回っている事が多いので、
アロマオイル、エッセンシャルオイル、
精油の使い方も含めて、ご紹介しますね。
芳香浴
アロマオイルの香りを、嗅いで楽しむ
一番、手軽な方法です。
- ハンカチやティッシュ、マスクで
ハンカチやティッシュ、マスクの肌に付かない
部分に、アロマオイルを1~2滴垂らして、
香りを楽しむ方法です。
ただ、ハンカチで行う時は、染みになるので、
使い古しの物を使う事を、お勧めします。
- スティック、ディフューザーで
アロマオイルを入れたビンに
リードディフューザー、と呼ばれる、
スティック状の、藤や葦の拡散器を挿した物や
電源を入れて使う、ディフューザーに
アロマオイルを入れて、香りを楽しみます。
おおよその目安としては、
6~8畳の部屋であれば
- リードディフューザー:200ml入り前後
- ディフューザー:5滴程度
ですが、オイルの量は、ディフューザーや
部屋の広さによって異なるので、
説明書きに従って、正確に使いましょう。
- アロマ加湿器で
ディフューザーと似ていますが、加湿器に
アロマオイルを垂らして、香りを楽しむので、
加湿と香りの、両方の効果が得られて、
特に、冬場は一石二鳥ですね。
以上は、全て、精油でも楽しむ事ができます。
アロマバス
以下は、精油の使い方のご紹介です。
アロマバスは、お風呂の中に精油を入れて、
香りを楽しむ方法です。
精油はお湯に溶けにくいので、オリーブ油や
アーモンドオイル等、植物からとれた
キャリアオイルと呼ばれる物と、
必ず混ぜて、使ってください。
ただ、肌に直接触れるので、敏感肌の場合は
注意が必要ですし、経皮吸収されるので、
妊婦さんは、避けた方が無難です。
アロマトリートメント
精油で、主に手をマッサージして、
香りを楽しむ方法です。
原液は刺激が強い為、
肌に、直接塗る事はできません。
アロマバス同様、キャリアオイルで
容量を守って、薄めてから使いましょう。
因みに、これも経皮吸収されるので、
妊婦さんは、避けた方が無難でしょう。
妊娠中は芳香浴で楽しもう
では妊婦さんが安心して、アロマオイルを
楽しめる方法はというと・・・?
軽い芳香浴なら、どの方法でも
妊婦さんも、安心して楽しめます。
それも、安定期と言われる
妊娠中期(約4ケ月)以降に
行う事をお勧めします。
妊娠初期でも使える、アロマオイルは
ありますが、月経促進作用や、
子宮収縮作用がある香りも、あるからです。
妊娠初期は、胎児の成長や
母体の状態が、不安定な時期でもあります。
因みに、アロマバスやアロマトリートメントで
流産や中毒症などが、報告された事例は
海外の著書によると、
2015年の時点では、ありません。
ですが、経皮吸収が、妊娠中に
どんな影響をもたらすか、分かりません。
ですので、安心して、芳香浴で楽しみましょう。
また、妊娠中は酸っぱい物が欲しい~!
と多くの人が言うように、アロマオイルも
実は、柑橘系メインの香りがお勧めです。
そして楽しむ時も、妊娠中は五感が敏感なので、
1日の間に、本当に必要な時だけ、
10~15分程度に、留めておきましょう。
良い香りだからと、何度も楽しみ過ぎると
中毒になって、かえって逆効果ですよ。
まとめ
私が、友人に贈ったのは
ベルガモットとグレープフルーツの香り。
リフレッシュ効果と、緊張感をほぐす
効果があるそうです。
もし使って、万一の事があったら・・・
と思っていたので、かなり安心しました。
ただ、使い方についてだけは友人に
きちんと、説明しておきました。
正しく使ってもらって、
楽しいマタニティライフを過ごし、
元気な赤ちゃんに会える日を、
楽しみにしたいと思います。