大学生の姪が、所属しているゼミの仲間と
学園祭で、アカペラを歌う事になったそうです。
その、選曲で姪が相談にやって来ました。
『アカペラで、洋楽を歌いたいんだけど、
せっかくなら、カッコ良く歌いたいじゃん?
だから、有名な歌を教えてほしいんだ。』
姪曰く、要は伴奏がない為、ごまかしが
効かないから、有名な歌だったら、多少
音程が外れても、聴衆は気付かないだろうと。
何て、小賢しい作戦なんだ・・・
と思いましたが、オーディエンスに気持ち良く
聴いてもらいたい、気持ちは分かります。
メンバーは男女各、5~7名ずつで
計10~12名の、少人数編成との事です。
アマチュアでも、アカペラで
カッコ良く歌える、有名な洋楽を5曲、
独断で、選んでみました。
アカペラとは
『アカペラ』はイタリア語で『礼拝堂風に』、
というのが、元々の意味です。
様々な歴史の流れを経て、現代では転じて、
一般的に、楽器の伴奏を伴わない合唱曲、
という意味で、使われるようになりました。
歌唱隊は、基本的には5~6名で構成されます。
リードボーカルと、1st、2nd、3rd、ベース、
そして、ボイスパーカッションです。
姪たちは、最大で12名なので、
倍音で歌う事に、なりそうです。
第5位 『Don’t Worry Be Happy』 Bobby Mcferrin
CMソングでも、お馴染なので、
1度は、耳にした事があるかと思います。
とても心地よいボーカルが、万人受け
する事、間違いなしです。
このオリジナル曲も、歌手本人の、多重録音に
よる、アカペラ歌唱です。
基本的に、男性に頑張ってもらって、
女性は、コーラス部分で活躍する、
という方法も、ありかもしれません。
また、この曲では口笛が、とても効果的に
使われているので、口笛はカッコ良く
聴かせるためには、欠かせません。
第4位 『Africa』 Toto
複数人数、かつ混声編成のアカペラで
歌う場合に、有名、かつお勧めの曲です。
リードボーカルが、堂々と歌う事が
カッコ良く聴こえる、コツです。
また、サビは、複数リードボーカルで
ハモるのもあり、また自信がなければ、
全員でコーラスで歌うのも、お勧めです。
全体的に、ベースが、アフリカの大地の雰囲気を
表現するので、ベースがしっかりと曲を
支えると、雰囲気が出ます。
第3位 『Joy to the world』
元々、礼拝堂で唄われる曲なので
大変、有名な曲だと思います。
学園祭なので、クリスマス前という事で、
雰囲気を明るく盛り上げるのに、お勧めです。
楽譜も、色々なバージョンが出ているので、
厳かな物やポップな物など、自分たちに
合った物を選べるでしょう。
混声・男声・女声問わず、アカペラで
気軽に歌えるのが、この歌の特徴です。
また、曲の長さも短いので、耳コピして
オリジナルアレンジするのも、
いいかもしれません。
第2位 映画『Stand by me』主題歌
映画を見た事はなくても、曲は聞いた事が
ある、という方も多いと思います。
ボイスパーカッションが、肝になるので、
(略して)ボイパーに自信がない場合は、
クラップを入れると、ボイパーがカバーでき、
原曲に近い雰囲気になるので、お勧めです。
また、アカペラで歌う場合、コーラスも
大事なパートなので、女性がコーラスを
綺麗に響かせると、上手に聴こえます。
第1位 映画『天使にラブソングを』劇中歌 『Hail Holy Queen』
これも、映画は見た事はなくても、1度は
耳にした事が、ある曲ではないでしょうか。
これも、元々は礼拝堂で歌われる歌なので
コーラスの響きが、肝要です。
美しく響かせる事で、カッコ良く聴こえます。
混声編成にすると、厚みが増すので、
特に、ボイパーが頑張る必要もなく、
歌いやすい点でも、お勧めです。
最初は厳かに始まりますが、中間部分から
クラップや手拍子も入るので、聴衆も一緒に
盛り上がれる、1曲になるでしょう。
セットリストの、最初か最後に持ってくると、
惹きつけられて、皆が足を止める事、
請け合いです。
ちなみに
他にも、有名な曲はあるのですが、
私の独断で、選んだ5曲なので、
最新曲は、含まれていません。
姪に、調べた曲を紹介したところ、
上位3位までの曲が、気になる、
との事でした。
因みに、彼女のリサーチでは
Pentatonixという、有名な5人組の
有名な、アカペラグループがいて、
目指すは、彼らのような歌唱レベル!
らしいのですが、いやぁ、小手先の技を
駆使しようと、しているのですから。
まずは、自分たちが楽しんで歌えば、
聴衆も、楽しんでくれると思います。