北海道横断を計画中!自転車好きが北の大地を目指す5つの理由とは?

知りたい事

たまに、ではありますが、自転車で遠乗りすることがあります。

といっても、近所の河川の脇にある自転車専用道路を通って海へ出るくらい、20~30kmくらいのもんですが、季節を感じることができて、なかなかいいもんです。

エコノミークラスの自転車ですし、脚力も乏しいので、傍からは「商店街をお買い物中」くらいにしか見えないサイクリングではありますが……。

でも、風を切って走っていると気持ちがいい!
気分は常にツール・ド・フランスです。

新緑の季節が過ぎると、毎年思い描くがあります。
「いつかは、北海道を走ってみたい!」

本州在住なので、フェリーで小樽へ行って、そこから……行けるもんなら北海道横断!釧路を目指したい!

北海道横断なんて大それたことを、と思ってはいたのですが、先日、職場の人たちと話していて、少し、考え方が変わりました。

自転車の達人が何人かいるんですが、その人たち曰く、「北海道の道は自転車初心者にもオススメ」なんだとか。

なんと!希望を持ってもいいんでしょうか?!
北海道横断も夢じゃない!達人たちに聞いたその理由、まとめてみました!

1)北海道は道が広い

本州でも、自転車専用路を整備している市区町村もたくさんありますが、それでもやはり、狭い道が多い。

国道や県道など広い道路でも道幅が狭いところもあって、自転車が他の車や歩行者の妨げになることもしばしばです。

車に乗っていたり、歩道を歩いているときに自転車と接触しそうになってヒヤッとしたこともあります。

そこいくと、北海道には広い道が多く、安心して自転車走行ができるんだそうです。

もちろん、都市部などの道は狭いところもありますが、街から街へ、遠乗りするときに通る道は、車の数もそれほど多くありませんし、自分のペースで走ることができそう。

ちなみに北海道横断ともなると、例えば小樽から釧路を目指すとなると、車道をたどるだけでも360kmくらいの距離があるそうです。

東海道本線で東京駅から名古屋駅まで行くのと同じくらいの距離。

北海道はホントに広い!



自転車での遠乗りでは、だいたい1日50km~80km1時間に10kmくらいを目安にする人が多いらしいので、途中、休憩したり観光したりしながら、1週間から10日くらいの横断旅になりそう。

広い道であれば、極力、ペダルをこぐことに集中できそうです。

自転車旅に北海道をオススメする理由、何となく理解できたような気がしました。

2)北海道は平坦な道が多い

本州や九州、四国も、長い距離を走っていると必ず、山や峠にぶち当たります。

平坦な道が10km20km続くことは、あんまりないんじゃないかと思うんです。

もし、本州横断、九州横断を自転車でやり遂げようと思うなら、1000m級の峠越えは避けられないんじゃないでしょうか。

道もくねくねしてますよね。きっと。

熟練の自転車乗りなら心得もあると思いますが、初心者には厳しいかも。

その点、北海道は、道を選べば、それほど大きな峠は通らずに済むので、初心者でも十分、旅を楽しむことができるんだそうです。

ちなみに小樽から釧路まで横断のケースで考えると、道央付近に大雪山や夕張岳など高い山がありますが、コースを選べば、300mほどの高低差による峠越えで何とかなりそう。

初心者には心強い限りです。

3)北海道は自転車旅の人が多い

北海道は本当に、自転車バイクで旅をする人が多いんだそうです。

自転車で長旅をしていても、何の違和感もなく、数奇な目で見られることもないんだとか。

季節を選ぶとは思いますが、野宿をしたり、キャンプ場で野営をしながら移動する人も珍しくないそうです。

他にも同じように、自転車で移動している人たちが大勢いて、しかもそんなに珍しくない。

自転車での長旅の経験が浅い初心者にとって、こうしたところもありがたい点です。

4)北海道の景色はきれい

これは自転車旅に限ったことではありませんが、景色を見ていると疲れも吹っ飛ぶ、ペダルをこぐ足にも力が入る、と、北海道自転車旅を経験した人は口々にそう言います。

自転車での移動、ってところがいいのかも。
ちょうどいいスピードなのかもしれません。

車やバスだとスピード速いし、徒歩だと景色が移り変わるほど移動はできないし、その点、自転車なら、自分のペースで移動しならがら景色の移り変わりを楽しむことができます。。

おっ、ここ、いい眺めだな、と思ったら道の端に寄って自転車を止め、美しい風景を眺める。

特に”名のある観光名所”でなくても、青い空や、緑の地平線の向こうまで続くまっすぐな道は、足を止めて眺める価値がありそう。

自分だけの景勝を探しての旅というのも、贅沢なものですよね。


5)北海道は涼しい

夏場だと、街中では暑さを感じることも多いようですが、それでもやはり、北海道は涼しい!

夜は、むしろ寒く感じることもあるとか。

小樽から釧路までの横断旅の場合、夕張を通るルートや、少し遠回りをして富良野をまわるコースなど、夏でも涼しげな場所を通ることになりそうです。

また、当然ですが、横断するとなると何泊かすることになりますので、野営や野宿をする場合は気温の変化に対する備えも必要です。

何にしても、ペダルをこぎ続ける身としては、涼しいに越したことはありません。

なるほど、もしかしたら、これが一番の魅力なのかもしれませんね。

まとめ

北海道自転車旅行に向いている、といっても、それなりの備えは必要です。

いったん移動を始めると、何十キロもの間コンビニも何もない、という地域はたくさんあるので、体調を崩したりしないよう気をつけなければなりません。

タイヤがパンクしても、すぐ修理できるとは限らないです。

きちんと備えあってこそ、楽しい旅になる。
そういうことなんですよね。

今はまだ、地元を走り回るだけのチャリダーですが、いつかは北海道横断の旅に出たい……。

あながち夢物語でもない、ということがわかって、今まで以上に自転車を楽しむことができそうです。

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