チラシ、印刷し損なったコピー用紙。
Etc、Etc。
日常の中で出る、不要な紙の類。
そのままでは、かさばるし。
リサイクル回収の日には、まだ遠い。
それに、裏は真っ白。
はっきり言って、もったいない。
貧乏性?
いえいえ。
それは立派な、エコ精神。
ものを、大事にする。
今の世の中、大事な考え方です。
とはいえ。
では、どうしましょう。
裏が白地の紙。
真っ先に思いつくのが、メモ用紙。
メモ帳も、お金。
塵も積もれば、山となる。
買い続ければ、相応になるもの。
ただで手に入るなら、越した事なし。
とはいえ、メモと言うには大きなチラシ。
そのまま使っちゃあ、芸がない。
と言う訳で、ちょっと一手間加えましょう。
チョキチョキと切って、細分化。
大きさを揃えて、ホチキスでパチン。
一番考えつくのは、この方法。
けど、これだと1頁1頁が取り辛い。
無理すると、肝心な所が破けたり。
でも、他に思いつく方法もなく。
タダだからと、扱い辛さには目を瞑ったり。
実際、うちの母もそうしていました。
でもある日、転機が訪れます。
その日、偶然従姉妹と作業をしていた母。
彼女が作っていた、即席メモ帳。
それを見た母の目から、鱗が落ちました。
従姉妹が会社で覚えた、その手法。
果たして、いかなるものだったのか。
それを、ここでお教えしましょう。
超便利!ペリペリ剥がれる即席メモ帳!
作り方は、こんな感じです。
- チラシ等、いらない紙を用意します。
- 同じ大きさに、カットします。
手で切ると、どうしてもばらつきが出ます。
こだわるのなら、定規等を使いましょう。 - 紙を重ねます。
この際、切った面を揃えましょう。 - 机などにトントンして、平らに揃えます。
- クリップなどで、両端を仮止めします。
この時、切った面とは反対側。
元からまっすぐだった面を、背にします。 - 背にした側に、接着剤を付けます。
接着剤は、木工用ボンドやスティック糊。
あまり水気のないものが、いいです。 - 本等の平らなもので、重石をします。
- しばし置いて、乾燥したら完成です。
これで、1頁1頁がペリペリと剥がれます。
必要な時に、必要な分だけ。
市販品と、遜色のないメモ帳の完成です。
その他の工夫。
この様にして、作ったメモ帳。
当然と言えば、当然ですが。
表と裏は、剥き出しです。
これではどうも、目麗しくない。
そう言う方は、もうひと工夫。
製本してみましょう。
- メモ帳と、同じ大きさの厚紙。
二枚用意します。
それに、好みの装飾をします。
綺麗な紙を、切って貼ったり。
絵心のある人は、描いてもいいでしょう。 - そうして作った、厚紙。
裏に、両面テープを貼ります。 - それを、作っておいた即席メモ帳。
その、上紙と下紙に貼り付けます。
すると、立派な表紙、裏表紙の完成です。
別の方法も、あります。
- 用意するのは、前述よりも大きめの厚紙。
大体、メモ帳二つ分+メモ帳の厚さ分。 - それを、三つに折ります。
メモ帳大の間に、厚さ分の大きさを。
メモ帳二つで、狭い部分を挟む形です。 - 真ん中の狭い部分に、接着剤を塗ります。
その部分を、メモ帳の背に貼り付けます。
そして、両側の厚紙を折り込みます。
これで、背表紙付きのメモ帳の完成です。
これも、飾り紙やイラストで飾りましょう。
最後に。
これを知ってから、母はよく作っています
どうやら、作る事自体が楽しい様です。
もっとも、数優先で装飾はしませんが(笑)
元々、ゴミ扱いだった紙。
それが、一工夫で便利な存在に。
これ、中々楽しい感覚です。
オリジナルの、洒落たメモ帳。
色々作ってみるのも、また一興。
あなたも一つ、如何ですか?