紅茶といえば、お手軽なティーバッグが
おなじみですが、
やはり香りや味わいが少し物足りないと
感じる方もいるのではないでしょうか。
ならばティーポットに茶葉を入れて・・・と
思ったアナタ、もうひと手間かけて
更に美味しい紅茶を味わってみませんか?
どこのお宅にもあるお鍋を使って
味わいも香りも一味違う紅茶を
入れてみましょう。
簡単なのに美味しい!
きっとハマること間違いなしです!
美味しい紅茶を入れるコツ
紅茶を美味しく入れることができるかどうかは
旨味や香りを茶葉から上手く抽出できるか
どうかにかかってきます。
香りや味は、茶葉がお湯の中で開くときに
抽出されます。
ティーバッグの紅茶では
お湯の中で茶葉が充分開くことがなく
そもそもバッグに入れる時点で
茶葉を細かくしてしまっていることが
多いのです。
それでは茶葉から旨味も香りも引き出すことが
できるとはいえません。
ですので、茶葉そのものから抽出する
ティーポットを使った方法が
より美味しい紅茶を入れることができると
いえます。
ただ、ティーポットは使った後の
片付けが面倒だったり
陶器製のものが多いので割ってしまう心配も
あったりと
なかなか手がでないものですよね。
実は、もっと手軽に茶葉から紅茶を入れる
方法があるのです。
それが、鍋を使って茶葉から入れる方法です。
これならカップ一杯分から
手軽に入れることができ
後片付けも簡単です。
鍋を使った紅茶の入れ方
紅茶の味や香りが美味しく抽出できる
お湯の温度は、だいたい98度以上だと
いわれています。
これは沸騰直後のお湯の温度ですので
お鍋にお湯を沸騰させ、直後に火を消した
くらいがちょうどいい温度となります。
そこへ茶葉を投入し、蓋をして3分待ちます。
たったそれだけで、美味しい紅茶が
出来上がります。
更に、茶葉がひたる程度のお湯を注いで
少しおき、ふやかしてからお鍋に投入すると
茶葉が開きやすくなって
より味も香りも抽出されやすくなります。
98度以上だと、ティーポットで維持するのは
難しいですよね。
でもお鍋なら保温性もあるので
数分間なら充分温度を保てます。
また、狭いティーポットの中よりも
空間に余裕がある鍋の中の方が
茶葉が大きく踊り
より味や香りが抽出されます。
注意するのは、高温がいいからといって
火をつけたまま煮込むと
香りがとんでしまったり
苦みが出てきてしまったりするので
火は止めて茶葉を入れるのがコツです。
さらにひと手間かけた、アレンジティー
お鍋では、ロイヤルミルクティーも
簡単に作ることができます。
お鍋のお湯に茶葉を入れて4~5分抽出した後
牛乳を入れれば出来上がり。
とっても簡単にできて洗いものも少ないので
手軽に作れますね。
また、ブームを巻き起こしたチャイも
本格的な味を再現できます。
最近ではチャイ専用の茶葉も市販されており
様々なブレンドのものも手軽に作れますが
普通の茶葉にシナモンやナツメグなどの
スパイスを加えても
インド風チャイを作ることができます。
スパイスを加える場合は
沸騰する途中の水にスパイスを入れ
茶葉を加える前に数十秒程度軽く煮こみます。
煮込んだら火を止め茶葉を入れ
蓋をして4~5分待ちます。
牛乳を加えて再び温め、適当なところで
火からおろし、茶漉しでこして
出来上がりです。
牛乳は、水と一緒に入れて煮込む方法も
ありますが
そうすると茶葉の抽出を妨げてしまい
なかなかよい香りと味をひきだすことが
できなくなります。
やはり煮出した後、最後に加える方が
よいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?お鍋で煮だせば
一杯分から手軽にしかも美味しく紅茶を
入れることができます。
これなら
ちょっと手を出しにくく思われがちな
茶葉からの紅茶も
挑戦しやすくなって身近なものになるのでは
ないでしょうか。
お客様とのティータイムでは
やはりポットが必要でしょうが
普段飲む分にはお鍋ひとつで事足りる
こちらの方法がぜひオススメです!