妊娠中の検診費用!無料だってホント?!

知りたい事

妊娠すると、ママの体は劇的に変わりますね。

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約10ヶ月、お腹の赤ちゃんの様子を気にしながら
過ごす生活は、大変なものです。

私は、2回の出産経験がありますが、妊娠中に受ける
検診費用って、本当に高額でした!

というのも、私の子供は、既に中学生と小学生。

当時、私の住む市では、妊娠中の検診の補助
2回のみだったんです。

先日、市役所から母子手帳をもらってきた妹から
こんなことを聞きました。

「今の妊婦健診は、かなりの補助が出るんだよ。」
それは、知らなかった!

妊娠中の検診費用、どんな補助が受けられるの?

もしかして、3人目にチャレンジ?!の場合にも
役立つ情報、しっかり調べてみましたよ♪

妊娠中の検診とは?

本来、妊娠は病気ではないので、妊娠中の
検診費用は、健康保険を使えません。

費用は、全て自己負担になりますよ。

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妊娠してから、出産するまでに受けなければ
ならない検診は、このようなものがあります。

定期的に行う基本健診は、

  • 妊娠初期~23週 4週間に1回
  • 24週~35週 2週間に1回
  • 36週~分娩 1週間に1回、行います。

また、基本健診の費用は、5,000円程になります。

この他にも、基本健診に併せて、追加的に必要な
検査も行いますよ。

基本健診5,000円程に、追加検査をプラスすると、
1回の検診費用は、1万円程になることもあります。

ちなみに、私の市での場合、妊娠中に受ける検診の
費用を合算してみると、12万円程になります。

このように、妊娠中の検診費用は、自己負担のため
とても高額になってしまうのですね。

しかし、こんなに高額では、妊娠し出産することに
ためらいを感じてしまいますよね。

少子化が進む世の中で、安心して妊娠・出産できる
社会になるよう、国が政策として打ち出したのが、
検診費用の補助なんです。

国は検診14回分を無料化に!

少子化政策の一環として、2009年、厚生労働省は
妊娠中の検診のうち、原則14回無料化しよう、
と打ち出したのです。

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しかし、この無料化、全国的に実現しているのか、
といえば、地方自治体に、よりけりなんです。

どこに住んでいようが、同じだけの検診の補助が
受けられる訳ではありませんよ。

国としては、この政策のために、各地方自治体に、
検査の補助費として、約半分ほどの費用を配分して
います。

残りの半分の費用については、地方自治体が負担し
賄うようになっているのです。

ただし、地方自治体によっては、財政難の場合も
あります。

残り半分の負担をできない場合や、国からの補助を
他の事業に回さないと、財政が成り立たない場合も
あるのです。

私の住んでいる市の場合、完全に14回分が無料、
という訳ではありませんでした。

検診費用の一部を公費で負担します、とのことで
当日の検診費が、受診票で無料になる、という
訳ではなかったですよ。

住んでいる市町村によって、補助の制度が違って
くるので、各市町村役場に確認してみましょう。

市町村のホームページに記載されている場合も
あるので、チェックしてみましょうね。

まとめ

医師から、「次の検診までに母子手帳をもらって
来てくださいね。」と言われると、一安心

不安定な時期を乗り越えたんだな、と心強く
感じることでしょう。

妊娠届を市町村役場に提出し、母子手帳を受領
する際に配布されるのが、検診の補助券です。

この補助券にも、注意するべきことがあります。

  • 市外からの転入の場合、補助券の枚数が妊娠週数
    によって、少なくなる場合もある。
  • 医師の判断で、検査内容が変わる場合もあり、
    その時の検査費は、自己負担になる場合も。
  • 里帰り出産の場合、県外で使用できない場合も。

このように、イレギュラーな事があった場合には
お住まいの市町村役場に問い合わせてみましょう。

十数年前に出産した身としては、これほどに
援助してもらえる、というのは羨ましい、
の一言に尽きます。

もっと金銭的にも、安心して出産できるような、
社会になると、ありがたいですよね。

妊娠中の金銭的な不安にも、一役買ってくれる
心強い制度ですね。

本当は、出産してからの子育てが、一番大変。

そのためにも、しっかり自分の受けられる補助
について、知っておくのは、生きていくための
知恵ですよ♪

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