庭の芝生に手入れは必要不可欠!芝刈りで雑草を減らそう!

ハウトゥ

あなたは芝生を見たことはありますか。絨毯みたいな芝生は、裸足で歩いても気持ちいいですよね。実は芝生って手入れが大変で、手入れをせずにおいているとあっという間に雑草が生えてきてしまいます。

実際私の自宅にも庭があるので芝生を作っていましたが、ちょっとの間手入れしてなかっただけで大量の雑草が生えてきて泣きました。

私「落ち込んでいる暇はない、業者に頼むと楽で確実だけどお金がかかる。自分で芝生を手入れする方法を探すしかない」と決意を新たにして、いろいろと調べてみました。

そしてわかったことが、芝生の手入れをしっかりとやっていれば雑草は徐々に減ってくるということです。早速紹介していきますね。



芝生に生える雑草の種類

芝生に生える雑草には2種類あります。それは、種子で増える雑草と地下茎で増える雑草です。

種子で増える雑草

種子で増える雑草は、雨や風・動物などによって運ばれてきます。発芽してからわずか数ヶ月程度で種子をつくる種類もあり、繁殖力が非常に強いです。

たった一株で数十万の種子を作るものや、種子の寿命が数十年なんてものもあります。これらは雑草の生えていない土地であったとしても、土の中に数万個の種子が存在していると言われています。

そのため環境さえ整ってしまうと、一気に発芽し生長してしまいます。これらのことを考えると雑草の種子の飛来を防ぐには、密封してしまわない限りは不可能です。

もし種子で増える雑草を除草する際は、種子が種付けしていないか、穂が付いてしまっていないか確認するようにしてください。これらの状態で刈り込み除草などをすると種子が拡散してしまいます。

地下茎で増える雑草

地下茎で増える雑草は、地上から出てる部分が枯れてしまっても地下に埋まっている部分が生き残っているため、時期がくると再生して発芽します

そのため、地上から出てる部分を刈り取っても地下の部分が残っているとすぐに再生してしまうため抜いてもキリがありません。しかも一度発生すると長期に渡って生育するので根絶するのも難しく、除草剤に頼ることになってしまいます。

また地下茎は繁殖力が非常に強いので、耕すなどして細かく刻まれてもその数だけ繁殖するので注意してください。

庭の芝生を手入れして雑草が生えにくい環境にしよう

雑草が生えにくい環境にするにはどうすればいいのか。それは庭の芝生をしっかりと手入れすることです。では、どのようにして庭の芝生を手入れするのかこちらで3つ紹介しますね。

庭の芝生の手入れ1 芝刈りを行う

1つ目の方法は、芝刈りです。庭を芝生にすると芝刈り機が必要になってきます。芝刈りをすることで雑草の生長を抑えることができます。

芝刈り時に雑草もまとめて刈ることで、雑草の光合成を抑制し生長を遅くすることができるのです。また芝は刈ることによって、新しい葉を増やしていき密度の濃い芝生が出来上がっていきます。

芝刈りは4~11月くらいにかけて必要になります。春と秋は月に1~3回程度、生長が早い夏だと週1回のペースで芝刈りをするとよいでしょう。

芝刈りをするときの刈り高は、庭の芝生の場合は2センチくらいが一番ベストです。

庭の芝生の手入れ2 芝が密になるようにする

雑草が生えにくくするには、芝生の生長が必要不可欠です。芝は刈り込めば刈り込むほど、密度を上げるという習性があります。上に生長できない分、横に広がることで生存しようとする本能みたいなものですね。

そして密度が上がるということは、その分雑草が生えてくるスペースがなくなるということです。そのため芝生がしっかりと育つ環境にするために定期的に「サッチング」や「エアレーション」・「目土(目砂)」を行いましょう。

サッチング

サッチングとは、熊手などで土壌の表層などに溜まった枯れた芝や刈りカスなどを取り除くことです。サッチングしないでいると、枯れた芝や刈りカスなどが溜まり通気性と水はけが悪くなります。更に病原菌が繁殖してしまい、芝生にも悪影響を与えてしまいます。

エアレーション

エアレーションとは、土壌に穴をあけて新鮮な空気を送り込むことです。芝生が生長するには呼吸が必要ですが、生長するにつれて土壌が固くなり、根にとって悪い環境になります。

そこでエアレーションをすることで、通気・通水性をよくして根から元気にするのです。エアレーションをする時期は、春と秋に行うとよいでしょう。

目土(目砂)

目土(目砂)とは芝専用の土をまいてトンボなどの道具で広げることです。目土をまくことで、芝の生長を促進させる効果があります。目土後は水をたっぷりやるのを忘れずに。

目土をする場合は、芝刈りからサッチング・エアレーションの作業を組み合わせてやると効果的です。

庭の芝生の手入れ3 除草剤を使おう

除草剤を使い、雑草を除去するのも一つの方法です。最近の除草剤は、芝生の上からでも使えるものも販売されています。

とはいえ、芝生にダメージがないわけではありませんので、使いすぎないように気をつけてください。また芝生に生えている雑草の種類によって、使う除草剤も変わってきます。

誤った除草剤を使うと、芝生が枯れてしまうということになるかもしれません。ご自身で判断などできない場合は、一度専門の方に見てもらうといいでしょう。

最後に

いかがでしたでしょうか。今回紹介した手入れの方法は、良質な芝生を作っていくのに必要なことですのでぜひ試してみてください。

もしかすると手入れする時間がないって人もいるかもしれません。その場合は、手入れを代行してくれる業者などにお願いするのも一つの方法です。

もちろんお金はかかってしまいますが雑草まみれの芝生を見るより、キレイで絨毯みたいな芝生を見る方が何倍も良いと私は思います。

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