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みなさんはライオンというと何を思い浮かべるでしょうか?
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私はたてがみをイメージします。
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最近ふとした疑問があり、生えてきて何の役割があるのだろうと思いました。
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また生えてくる時期はいつだろうと思いました。
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今日はこれらのことを調べてみましたので紹介したいと思います。
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たてがみは何の役割?
ここではたてがみがなぜあるのか二つの説があります。
- 首を噛まない説
- メスにもてる説
これを解いてみようと思います。
首を噛まない説
ライオンのたてがみはオス同士の争いの時、首回りを守るためにあると言われています。
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しかし、オス同士の争いの時には首回りを狙うことがないと報告されていますが、実際はどうなんでしょうか。
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実際のことを言うと首回りを狙うことがないそうです。なぜかと言いますと、オス同士が争いをしたり、メスを奪う時など毛がクッションとなり、大事なところである首を噛まれても大けがをしない役割があります。
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争いの時になると勝つためには急所を狙うことはよくあることですが、男性の陰部のところがライオンにとっては首になっているとは意外でした。よくよく考えてみるとライオンは常に裸ですから首を守るためには生えてきて防御をしているのだなと自分自身で納得しました。
メスにもてる説
たてがみが薄いオスよりも濃いオスの方がメスを引き付けるといいますが、実際はどうなんでしょうか。
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ネットで調べているうちにそのような実験をした人がいることがわかりました。1頭は薄いたてがみ、もう1頭は濃いたてがみです。そしてライオンのメスの声を流してみました。そうしたら濃いたてがみの方が声に近づいてきたそうです。
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いったいなぜかと言いますと、濃いたてがみのほうが薄いたてがみのライオンより「自分が強い」と思っているそうです。そのため、メスは濃いライオンを見て強いと感じてしまい、子孫を残す傾向があります。
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ライオンのメスは肉食系男子を好むようですね。そういえば中学生や高校生の時は草食系の私より運動がうまい肉食系の男子の方がもててましたから、ライオンも肉食系のオスのライオンを好んでしまう傾向があるようですね。草食系の私には縁遠い話のように感じました。
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2つの説を解いてみると人間で言うと男性にもてるためにたてがみがあるのかなと感じました。たてがみは人間で言うと洋服なのかなと思った時には自分自身納得ができました。
たてがみはいつ生えるの?
もう一つ疑問に感じたのはいつ生えてくるのだろうと思いました。それもひも解いていこうと思います。
赤ちゃんのころ
動物園でよく見かけるのがライオンの赤ちゃんですが、愛くるしいルックスとは裏腹にヘビやハゲワシなどといった他の動物から狙われてしまうことがあるそうです。そのためライオンの赤ちゃんの生存率は20パーセントくらいであることから、想像ができないくらい過酷な生活を送っています。
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その過酷の中に生きるライオンの赤ちゃんですが、生まれた時にはまだたてがみが生えてないそうです。そうなると首を狙われて生き残る確率が低いのは当然だと思います。
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その中でも、生後2か月くらいからホルモン作用によりたてがみが生えてくるそうです。私の感じでは人間の赤ちゃんの髪の毛みたいだと思いました。
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それまではどうやってオスかメスかを判断するかといいますと、生殖器で判断するそうです。人間で言うと陰部になりますね。
成長とともに
ライオンのたてがみは4年から5年かけて生えてきます。
- 2歳の時 たてがみらしきものが生えてくる
- 3歳の時 若干ですが、毛の量が多くなってきた
- 4歳の時 毛の量も色もだいぶ濃くなってきた
- 5歳から6歳の時 たてがみが完成する
このようにライオンのたてがみは大人になるにつれて生えてきます。この情報をライオンにも教えたくなりますね。
終わりに
- たてがみが生えてくると噛まれることはない
- たてがみが生えてくると自分は強いと思われるためメスが寄ってくる
- たてがみが完成するまで4年から5年かかる
このようにライオンの生活は人間より過酷ではありますが、たてがみが生えることによってメスが寄ってきたり噛まれることがないなど良いことがあることがわかりました。この情報をライオンにも教えたいものですね。