子供から大人まで大人気の水族館。
世界には500余の水族館があるんだそうです。
そのうちおよそ100施設が、なんと日本に!
海に囲まれた国なのに、みんな水族館が大好き!
確かに、各都道府県に1つか2つはありますよね。
最近では、クラゲの展示で人気を集めたり、イソギンチャクなど海の生き物を直接触ることができるイベントが話題になったり、様々なタイプの水族館があって、ますます賑わいを見せています。
でも、水族館の花形と言えばやっぱり、イルカショーではないでしょうか!
楽しいですよね、イルカショー。
イルカはかわいいしカッコイイです。
しかし~こんなにたくさん水族館があると、どこに見に行ったらいいか迷ってしまいそう……。
どこの水族館のイルカショーも見ごたえたっぷり。
甲乙つけがたいところです。
今回は、数ある中でも特にオススメのイルカショー&水族館を、厳選に厳選を重ねて3箇所、ご紹介いたします!
マリンワールド海の中道(福岡県)
博多湾と玄界灘を隔てる半島、「海の中道」。
後漢の光武帝から送られたとされる金印が見つかった志賀島(しかのしま)と橋でつながっていることもあって、季節を問わず多くの観光客が訪れる場所です。
この半島にある国営「海の中道海浜公園」の中に、450種約3万点の生き物を展示する日本有数の水族館「マリンワールド」があります。
2017年4月にリニューアルオープン!
より一層、見ごたえのある水族館になりました。
中でも人気があるのは、やはりイルカショー。
博多湾を望む場所に設けられた大きなプールは、まるで海と一体化しているかのように開放的です。
イルカショーが始まると、8頭のイルカたちが次々に大技を繰り出して、観客の歓声が鳴り止むことがありません。
明るい空と海を背景に、イルカたちの体がしなやかに宙を舞います。
アドレナリン全開!終始圧巻。
あっという間の30分。
子供から大人まで、みんなで楽しめるダイナミックなイルカショーを見るなら、マリンワールドで決まりです!
エプソンアクアパーク品川(東京都)
大都会東京のど真ん中にある水族館。
JR品川駅から徒歩2分というアクセスの良さと、夜遅くまで入れる(21時まで入園可能・22時まで営業)ところから、仕事帰りのサラリーマンやOLさんで賑わうことも多いという、珍しい水族館なんです。
2015年7月にリニューアルオープンし、館内のスペースもぐっと広くなってさらに楽しい水族館に生まれ変わりました。
館内はいたるところライトアップされていて、都会的な雰囲気。
水槽もオシャレです。
ビル街にある水族館ですが、一番人気はやっぱりイルカショー。
屋内にある円形型のスタジアムは、まわりがぐるっと観客席で、どの席からでも同じようにイルカショーを楽しむことができるんです。
ここでは、光と音による演出が。
日本一ゴージャスなイルカショーと言えるかも。
15分のショータイムはあっという間です。
プールと客席の距離が思った以上に近くて、前のほうの列にすわると、イルカがジャンプするたびに水しぶきが飛んできます。
それにあわせて大きな歓声。
少々濡れても全然平気!
(困る!という人はポンチョを買ってくださいね)
光を浴びてジャンプするイルカの姿は本当に美しい。
飛び散る水しぶきも光を反射して、まるで宝石のよう。
イルカたちに元気をもらって、明日からまたがんばろう!そんな気持ちにさせてくれる、ステキなイルカショー&水族館なのです。
第1位:海きらら 九十九島水族館(長崎県)
イルカ好きなら一度は訪れて欲しい!オススメの水族館で催されています。
長崎県佐世保市にある「九十九島(くじゅうくしま)」は、複雑に入り組んだ海岸と200以上もの小さな島々が作り出す風光明媚な景観で人気の観光地。
島めぐりの遊覧船などを中心とした一大リゾート地「九十九島パールシーリゾート」として、多くの観光客を誘致しています。
その中でも子供たちに大人気なのが、九十九島水族館。通称「海きらら」です。
実は、水族館の規模としてはとっても小さくて、敷地はそれほど広くなく、こじんまりとしています。
こんな小さな水族館のどこでイルカショーを?と不思議に思う人も少なくないようです。
答えは建物の屋上。
ええっ?!こんな狭いプールでイルカショーをやるの?小学校のプールのが広いんじゃないのかしら?とビックリするほど小ぶりなプール。
中を覗くと、2頭の賢そうなイルカがくるくると泳ぎまわっています。
イルカと客席の距離はめちゃめちゃ近い!
水しぶきはハンパじゃないです。
ショーが始まる前、ビニールシートが配られ、隣の人と協力し合って水しぶきをガード。
でもイルカショーが始まっちゃうと、もう、ビニールシートのことなんか忘れて見入ってしまいます!
プールが狭い上に、囲いが透明なアクリルなので、回遊しているイルカに手が届きそう。
イルカの体の筋肉まではっきり見えます。
そして彼女たち(2頭とも女の子なので)は、派手にジャンプしてジャバーン!と容赦なく水しぶきをたてます。
舞い上がる歓声と悲鳴!
あれ、たぶん、わかってやってるんですよね。
おもしろがってるって感じがします。
イルカショーを見るこちら側はもちろん楽しんで見てますが、もしかしたら、演じているイルカのほうが観客を見て楽しんでるんじゃないかな、って思えるほど、2頭ともハツラツとしています。
トレーナーさんたちとの息もぴったりです。
そして、ここのイルカは「イルカ同士のキャッチボール」という、全国的にも珍しい技を持っています。
片一方のイルカがキャッチ&ジャンプ&スローインしたボールを、もう片方のイルカがジャンプ&キャッチ!
イルカ同士の呼吸があっていないとできない大技なんです。
イルカは2頭なので、イルカの体調が優れないときは、ショー自体が中止になってしまうこともありますが、小さなプールならではの迫力あるイルカショーは見ごたえ抜群です。
まとめ
どこの水族館でも、イルカショーは人気です。
それぞれ、その水族館ならではの特色を出しているのも、イルカショーの魅力のひとつ。
大きなプールでダイナミックなショーを見るか、光や音とイルカとの競演に魅せられるか、イルカとの距離が近い水族館でイルカと一緒に楽しむか……。
お好みのイルカショーを探して、お出かけになってみてください!