子供に手がかからなくなってきたので、
そろそろ何かパートの仕事でも
探してみようと思っています。
新聞の折り込みで入ってくる
求人情報などをちらちら見ていると、
スーパーのレジ打ちが気になります。
久々の社会復帰にちょうど良さそうですが、
学生時代を含めて
これまでやったことのない仕事。
果たして
そんな私でも勤まるのでしょうか。
レジ打ちってどんな仕事?
レジ打ちは、
毎日たくさんのお客様と
実際に接することができる仕事です。
それだけに、
お客様の反応を直に感じることができます。
よくいらっしゃるお客様から笑顔を返して
いただけたり、声をかけていただける時も
あって、やりがいを感じられます。
同じ作業の繰り返しなので、
慣れてくるとそのあとは
かなり楽にこなすことが出来るようです。
実際には楽な仕事なの?
何となく楽なイメージがありますが、
本当にそうなのでしょうか?
「スーパーはきついよ」
という助言をしてくれる人も、結構います。
日ごろから買い物に行く場所なので仕事の
内容は目にしているつもりですが、実際に
やってみないと本当のところはわかりません。
スーパーのレジ打ちの仕事を体験した人の
話をまとめると、こんな感じでした。
研修は3日間ほど
だいたいどこのお店でも、
わずか3日間ほどの研修で
レジに立つことになるようです。
夕方は大混雑
シフトで夕方から入る場合は、
ちょうど夕飯の買い物をするお客様で
とても混雑します。
長蛇の列になるレジでは、
通常の何倍もの手際の良さが求められます。
タイムセールの特別価格の商品は
バーコードでは読み取れず、
手打ちで割引きの金額を
打たなければいけないことも。
また、忙しいと
トイレに行く暇もないくらいです。
面倒なお客様に遭遇
時には面倒なお客様に
遭遇してしうまうことだってあります。
執拗にクレームをされてしまったり、
対応に手こずってしまうことも、
不愉快な思いをすることもあるようです。
お金に誤差は現金
お金を扱うので、
たとえ誤差が1円であっても
損害になります。
基本的に間違えは許されず、
とても緊張します。
意外と大変、かごに移す作業
レジを打って、かごに商品を移す作業。
これも簡単そうに見えて意外と大変な作業です。
「冷たいもの」「温かいもの」が一緒に
ならないように注意して入れたり、
卵など、壊れやすかったり柔らかいものは
潰れないようにほかの商品よりも
上に入れないといけません。
思っていたよりちょっとたいへん?
いろいろ体験談を聞いてみると、
思っていたよりは楽ではない仕事のようです。
どんな場合でも、
お客様に対する気配りが
求められるように感じます。
しかし、気配りは人間が持つ大切なスキル。
たいへんではありますが、場面ごとに相手の
立場を思いやった対応をすることで、
自然とやりがいも見いだせる気がします。
最後に
何事も楽なことだけではありません。
大変なことをするから
お金がもらえるわけですし。
どんな仕事でも自分で価値を見つけて、
いつも楽しい気持ちで取り組むと、
自然とそれが人に伝わるものです。
いつも行くスーパーで、笑顔でとても
気持ちの良い接客をして下さるレジの方が
いらっしゃいますが、
そうしていただくだけで
こちらもハッピーな気持ちになります。
レジ打ちのスタッフはお店の顔。
そのお店の評価も、レジ打ちのスタッフの
印象で大きく左右されるようです。
大変だけどやりがいはありそう。
ちょっと前向きに
やってみたくなりました。