最近ちょっと太り気味。
何か運動しなくちゃと気になって、
半年ぶりに水泳を再開しました。
他の運動に比べて身体に負荷が少ないし、
消費カロリーも高いという話。
全身を使った運動なので健康管理に最適。
久々に水着やゴーグルを引っ張り出して、
プールに行ってみました。
すると泳いでいる間にゴーグルが曇って、
前が見えなくなってしまいました。
曇り止めってどうやって直すんでしたっけ?
ちょっと調べてみました。
元々は曇り止め加工されている
水泳用のゴーグルは、
予め水を含む薄いフィルムが貼られていて、
曇り止め加工が施されています。
このため、曇り止め加工された
ゴーグルの内側を一度水に濡らすことで
均一の水の膜が作られ、曇りを防止します。
おろしたての時はそのおかげで曇りません。
ところが、使用しているうちに曇り止め
加工が劣化してしまったり、皮脂などが
付着してしまうと曇ってしまいます。
プールの水は塩素で殺菌されていますが、
油分などが除去されるわけではありません。
曇るようになった場合は、
付着した異物を洗い流す必要があります。
曇り止め、身近なもので代用
専用の曇り止めも市販されていますが、
内側を濯ぎ過ぎると曇ってしまいますし、
濯ぎが足りないと曇り止めが残って
見づらくなってしまいます。
それならば、
家庭にある身近なもので
代用できないでしょうか。
調べてみると、良い方法がありました。
中性洗剤(食器洗い用)を使用する方法です。
中性洗剤をゴーグルの内側に垂らしておいて、
それを水を浸した脱脂綿で軽くこすります。
そのあと水で良く濯いで、
ゴーグル内が乾かないうちに装着することで、
ほとんど曇りません。
ところが、一度中が乾くと、
水でぬらしても曇ってしまう場合があります。
その場合は、
もう一度中性洗剤で洗うところから
やり直さないといけません。
中性洗剤を使うのが心配な方は、
ベビーシャンプーなど、刺激の少ない洗剤で
試してみるのも良いでしょう。
歯磨き粉でも同様の効果があるようですが、
研磨剤が入っている場合、
ゴーグルを傷つけてしまいます。
使用する場合は、
研磨剤の入っていないものを使いましょう。
また、昔から言われている方法に、
唾液をつけるというのもあります。
唾液には「リパーゼ」という脂質を分解する
成分が含まれているので、ゴーグルに付いた
油膜を落とすことができます。
けれど、唾液の場合、たっぷりとつけ、
装着前に軽く流すを徹底しないと、
効果が実感出来ないようです。
手元に洗剤がない場合は、
手軽でとても良い方法ですね。
使用後のお手入れも忘れずに
いくら努力しても曇ってしまう、
という場合は、正しい手入れが
出来ていないかもしれません。
プールの塩素は少なからずゴーグルに
ダメージを与えているので、
使用後は軽く水道水で洗いましょう。
皮脂汚れもそのままにしておくと、
曇り止めが利かなくなることがありますので、
よく落としましょう。
また、濡れたままの状態だと、
カビや雑菌で腐食してしまうことも。
洗ったら必ず乾かしましょう。
ゴーグルは消耗品ですので、
ある程度使用すると
どうしても曇ってしまいます。
その時は交換の時期です。
けれど、お手入れによっては
長持ちさせることができるので、
ぜひ試してみてください。
最後に
しばらく泳いでいないうちに、
私のゴーグルはすっかり
錆びついていたようです。
前回使用した際に、
きちんとお手入れをしていなかったかも。
道具の手入れも運動のうち。
これからはきちんと
ケアしていこうと思います。
身体もゴーグルも!