同じ部署の同僚、仕事もできるうえに
人当たりもすごくいい。
でも、そんな彼にも、どうにも治らない
悪い癖がひとつあるんです。
それは、遅刻魔だっていうこと。
社内に居ても、打ち合わせの時間通りに
席についていることが少ないんです。
大抵は数分、ほんの数分ですが、遅刻して
くるんです。
少しぐらいの遅刻だから、っていう程度で
仕事仲間も、「またか、」みたいな感じで
つい許してしまうんです。
でも、先日のこと。
社外での営業先の人との待ち合わせに
遅刻して、怒らせてしまったとのこと。
だから、上司も口を酸っぱくして言って
いたのに。
仕事での待ち合わせで遅刻するのは、
こんな解釈をされてしまうんです!
目から鱗の、遅刻がダメな理由を、
二の舞を起こさないために教えますね♪
待ち合わせ時間の解釈
仕事で待ち合わせる時、その約束の時間を
どう捉えているでしょうか?
約束の時間ピッタリに行く人、時間前には
しっかりスタンバイしてる人もいますね。
重要なビジネスシーンで、遅刻しないよう
時間の管理をするのは、当たり前ですよね。
しかし、悲しいかな、ちょっとの遅刻なら
許容範囲だから、と考えている人もいます。
10分ぐらいの遅刻なら、お互い電車の都合も
あるし、連絡しなくてもわかるでしょ。
なんて思っていると、大変なことになります。
「待ち合わせ時間」の認識に差があると
遅刻は大ダメージになってしまうんです。
遅刻を待つのは相手にとって無駄な時間
待ち合わせで、何分までの遅刻なら怒らずに
いられるのか、気になりますよね。
まず、仕事の待ち合わせでの遅刻は、
相手に連絡を入れることが前提です。
遅刻しそうだと判断できたら、すぐ相手に
連絡を入れ、謝罪します。
相手は、決まっている時間からすぐに
仕事を始めたいと思っています。
約束の時間になっても現れない、連絡も
ない、この後何分待たされるのか?
1分でも無駄にしたくない、と思っている
人でなくても、イライラするものですよね。
人によっては、連絡があっても数十分も
待たされるのなら、その場から去る、
という場合もあります。
待ち合わせの時間によって、自分の時間
だけでなく、相手の時間も共有することに
なります。
待ち合わせの時間を守ることは、相手を
気遣うことなんです。
仕事は、待ち合わせ時間前に、待ち合わせ
場所に着いた時から始まっています。
一体どういうことなのか?
気になりますよね。
待ち合わせって何?
待ち合わせの時間を守れない人は、相手を
軽視している、と捉えられてしまいます。
また、遅刻によって相手の貴重な時間を
奪うことにもなるんです。
いつも遅刻する立場の人、または相手よりも
遅く来る人には、先に来ている人の気遣いを
察することができません。
待ち合わせ場所に先に来た人は、後から来る
相手にわかりやすいように考えて待ちます。
喫茶店などで待ち合わせたなら、打ち合わせ
しやすいように席の位置も考えるでしょう。
駅で待ち合わせなら、相手が見つけやすい
場所を見つけて待つでしょう。
会議室でなら、全てのセッティングを終えて
待っているのでしょう。
こういった気遣いは、既に仕事の始まり
ともいえますよね。
一方、遅刻をする人とは、例え不可抗力な事情
であっても、相手の準備を軽んじているように
受け取られても仕方がないのです。
相手の準備のことを知っているならば、遅刻の
連絡をしない選択は、ないはずですよね。
待ち合わせとは、相手の時間の流れと自分の
時間の流れの交わるポイントです。
遅刻しないことに意味があるんです。
待ち合わせは、単なる待ち合わせでは
ないのです。
まとめ
今回、営業先を怒らせてしまった同僚ですが、
待ち合わせ時間を軽く考えていたようです。
10分遅刻したことで、その後の相手の予定に
大きな狂いが生じてしまった訳です。
自分は良くても、相手は困る。
自分本位であった、と猛省しています。
これって、他人事じゃないんですよね。
私も気を付けないと!
身が引き締まる思いです。