今年の大型連休はどこに行こうかと、
浮き浮きしながらネットサーフィンを
すること約二週間。
いよいよ家族会議当日。
我が家は家族みんなで行きたい所を
プレゼンして一番良いと思われる所に
旅行しています。
やはり自分が希望する所に行きたいので、
みな志向を凝らしてプレゼンをします。
自分の意見が通らないとイラっとしますが、
他のプレゼンをみて、
あっ、そっちの方が行きたいと
思う事もあります。
今年は娘の一押し長野県に決定しました。
花火大会にお祭り、乗馬体験、
ペンションでフルコース、
自家製ワインに源泉かけ流し温泉、
そしてメインは気球に乗る事でした。
気球は乗った事がないので家族満了一致。
しかし気球ってなんで浮くの?
しかも落ちない?大丈夫?と
疑問が出てきたので調べてみました。
気球ってなぁに?
テレビで空を風に揺られて優雅に
浮いている映像をよく見ますね。
みなさんも一度は乗ってみたいっと
思った事がありますよね。
では気球とはどういった物の事を
言うかご存じでしょうか?
気球とは空気より軽い機体を球皮に
詰めることで浮く物体をいいます。
気球は熱気球とガス気球の
2種類があります。
<熱気球とは>
ガスバーナーを燃焼させて温まった空気を
球皮に貯めて空を飛行します。
球皮は軽い素材の方が良いので
ナイロン製の薄い素材になっています。
浮力の調整は球皮の上部には排気弁があり、
その排気弁を開ける事により下降します。
ガスバーナーを使用するので、コストが安いので
日本では熱気球が利用されています。
<ガス気球とは>
ヘリウムや水素などのガスを球皮に
貯めて空を飛行します。
水素は引火しやすいので
中に入れるガスはヘリウムが使用されます。
ヨーロッパではガス気球レースも
行われています。
日本でガス気球と言えばアドバルーンや
気象観測用の気球になります。
熱気球ってなんで浮いてるの?
そんな気球ですがどうやって
浮いているかご存じの方は
少ないのではないでしょうか?
熱気球は空気より軽いので
浮かび上がるといった原理です。
飛行機やヘリコプターのように
構造が複雑で、欠陥があると墜落してします。
パラグライダーやハングライダーは
速度がないと墜落してしまいます。
そういった意味でも熱気球は
空を飛ぶ乗り物の中では原理も構造も
とても単純なので最も安全な乗り物です。
熱気球ってどうなってるの?
熱気球の構造は球皮・バーナー部
バスケットの3つに分けられます。
- 球皮
- バーナー部
- バスケット
温かくなった空気を貯めておく袋です。
気球の大きな風船の部分の事をいいます。
気球の大半は球皮です。
バーナーに近い部分は燃えやすいので
難燃布で作られています。
他の部分は万が一火がついても
すぐに溶融し危険性が少ない軽くて
強度が高いナイロン製の薄い布を
使っています。
空気を加熱する部分です。
人が乗る場所です。
3・4人乗りで直径17m、
高さ25mほどです。
球皮の中の空気が温められると
軽くなり上に上がっていきます。
球皮内の温度が高くなれば大きな浮力に
なって思い荷物を持ち上げられます。
気球には舵がないので方向は
風まかせになります。
風の層によって風の方向が違うので高さを
調整しながら進みたい方向に調整をします。
しかし正確性がないので遊覧、気球競技が
一般的で旅客用や運搬用には適していません。
飛行機と同様であるため
機体記号が必要ななります。
操縦には操縦免許はいりませんが、
世界で多くの国は訓練をして
技能証明を取っています。
さいごに
気球の事を知れば知るほど
早く乗りたいと心が踊りました。
待ちに待った当日、大きなカラフルな気球に
乗り込みイザ浮遊すると
青く澄んだ空、まばゆい光の太陽、
のんびりと進む空の散歩に
家族全員がテンションMAXに。
最高に楽しかったです。
しかし最初に考えて乗った人は
本当に素晴らしいですね。
みなさんも一度気球に乗ってみてください