学生時代からの3人で、たまに会うのですが、
私だけ既婚で0歳の子持ち、2人は独身です。
毎回3000円は超えるランチに、カフェも 。
買い物も、服なんて最近買っていない私に比べて、
彼女達のお買い物の予算は、いつも5ケタ。
ブランドの新作のチェックも、ネイルも
エステも、怠りません。
仕方がないけど、所帯染みた自分と比べると
辛いし、正直、毎回の出費も家計に響きます。
金銭感覚の違いがあっても、自分も辛くならないよう、
友人と上手に関係を続けるには、どうすればいい?
大学時代、学んだ心理学を元に、発想を変えることで、
付き合いを、ご紹介します。
金銭感覚の違いと感情
金銭感覚は、価値観の一種。
収入の違い、家庭環境、性格、生活スタイルによって
違い、また、これらが変われば金銭感覚も変わります。
私自身、金銭感覚は普通だと思っていますが、
他人から見たら、ケチだという部分もあるでしょう。
自分では当たり前のことも、他人から見れば、
違っている、ということは少なくありません。
特に、結婚してからは、今まで同じような生活様式
だった友人とも、大きく変わってきました。
結婚相手の収入の違いや、子供の有無や人数で、
お金のかけ方は、異なるからです。
なぜ、金銭感覚が違うと辛いのでしょう?
自分よりリッチな相手には、劣等感や嫉妬が生まれ、
付き合いを、辛くさせていることがあります。
逆の場合は、上の理由で付き合いをセーブしたり、
ケチケチしているのを見て、イライラすることも。
このように、金銭感覚という価値観が違うと、
受け入れられずに、感情に不協和が生じるのです。
自分の感情と価値観を受け入れる
そこで大切なのは、まず、自分に生じた感情に気づき、
それをOKなものとして、受け入れることです。
嫉妬や劣等感、イライラって 認めるのは嫌なもの。
「ブランドのバッグが、そんなに大事?
子供がいない人は、違うわね。」
内心のこんな思いに、気づいてしまうと、
自分が醜く感じて、認めたくありません。
実際、そう思うのは仕方ないこと、普通だと、
ある意味開き直って、醜い自分も認めてあげましょう。
それでも、収入や子供の出費などは変えられないもの。
一番何が大事かと言うと、やはり自分の生活。
付き合いをセーブすることも、たまには仕方がないと、
相手を気にしすぎないことも、大事です。
私は、家計的にも気持ち的にも楽しめる、
という時だけ、友人と会うように変えました。
そうでないときは、「今月出費が多いから、ごめんね!」
と正直に伝えて、断るように。
そうすることで、 私にとってはお高いランチも
心から、楽しめるようになりました。
自分の価値観を大事にして、無理をしないで付き合う
ことが、上手く付き合うコツです。
相手の価値観を受け入れる
自分の価値観を、大切にするからと言って、
相手の価値観を、否定するわけではありません。
例えば、友人の付き合いが悪くて、
イライラすることも、あるでしょう。
でも、相手は今何が大事か、と理解することが大切。
違う人間だから、自分の生き方と相手の生き方も
違って当たり前なのです。
「何よ、ケチケチしちゃって。私と一緒にいるために、
お金を使うのが、もったいないってこと?」
「ネイルなんてばかばかしい、子供を持つことが
一番の幸せなのに。」
と、口が裂けても言えないことも、心の中では
思っていたりするのが、人間。
正しいことが、あるわけではありません。
その人によって、大事なことは違うもので、
それが価値観の違いなのです。
人は人、自分は自分。
私は違うけど、相手はこういうことに
お金を使うのが大事なことなんだ、
と、価値観を押し付けず、受け入れることが大事です。
まとめ
お金のことだけで、大好きな友人との関係を
楽しめないのは、本当に辛かったです。
でも、自分も相手も大事、だからその価値観も
同じように大事にすること、を意識すると、
不思議と、心が軽くなりました。
金銭感覚も、違いがあるのは当たり前です。
金銭感覚を、一緒にしようと考えるのではなく、
違って当たり前と、無理せず付き合うことです。
そうすれば、自然と楽になりますよ。