駐車禁止、と聞いたらあなたはなにを
思い浮かべますか?
私はあの赤と青の標識です。
ちなみに、私の友人は駐禁の黄色いステッカー
だそうです。
その理由は簡単で、先日出かけた先で
駐禁ステッカーを貼られたとのこと。
駐車禁止で捕まるドライバーさんは年間に
200万人もいらっしゃるのだそう。
友人は、200万のうちの1人になってしまった
ということで、慰めているとだいたいさーと
愚痴り始めました。
「標識あってもどこまでかわかんないじゃん!
わかりにくいじゃん!ね、わかる?
わからないよね?納得いかない!」と。
実を言うと、私も車の運転は下手で
道路標識の知識など、かなり怪しいです。
友人が犠牲になった、なにかのお告げと思い
駐車禁止の標識について詳しい知人に頼り
調べてみることにしました。
駐車禁止の標識の見方
これ、結構難しいと思うのは私だけ
でしょうか?
人によっては、車の運転に慣れていて
経験してれば、この標識はこういう意味だなと
いうのを瞬時に理解できます。
知人など、パッと見でさっとわかるそう。
ですが、初心者やペーパードライバー
そして、私のような頭の悪い人は
どうすればいいのか?
特に、友人も言っていたどこまでが駐禁なのか
わかりにくい場合、なにを基準にどう
判断すればいいのか、わかりません。
補助標識があればいいです。
知人も、補助標識があるとまだわかるだろ?
と、こともなげに言っています。
ただ、まあ、そうですね
まだ、わかりにくいながらもなんとなくの
意味を察せますから。
駐禁の標識の下、そこに補助標識
というものがつきます。
だいたいは、右か左の矢印だと
思われます。
右矢印がこの道路はここから先、駐車禁止
左矢印がこの道路、ここから先なら
駐車禁止解除ですよ、となります。
私は単純に右が始まり、左は終わりと
覚えるようにしています。
これならまだ、わかりやすいですよね。
ああ、この道は駐車禁止なのか、とか
お、ここから先ならちょっと止めさせて
もらえるのかな?・・・とかです。
ですが、問題は友人が経験した補助標識が
ない駐車禁止の標識です。
補助標識がない!
これ、ちょっと素人にはわからないと思い
車好きの知人に尋ねてみました。
すると、思ってもみないような答が
返ってきて思わずポカン、でした。
「ああ、あれね、あれはすげー注意しないと
ダメなんだぜ?あれって標識に明確な表示が
ないとその辺一体全部駐禁だかんな」
これは、どういうことでしょうか?
なので、突っ込んで訊いてみました。
すると、今までそれでよく車使って
こられたな、とばかりにため息つかれました。
勉強不足ですみません。
知人の話を整理するとこうです。
駐車禁止の標識、見かけたならそれに
補助標識がついたものが、必ずその手前に
あって、そこが始まりなのだそうです。
そこからは、終わりの補助標識付きの標識が
現れない限り、その道路は交差点を行こうが
道を曲がろうが、ずっと駐車禁止なのだと。
ただ、袋小路だとかだと、ちょっと
事情が違ってくるようです。
終わりが明白、そんな場合はここまでの
補助標識というのは、わざわざ作らない
のではないか、という意見でした。
ただ、中には標識がなくても駐車禁止の
場所があるので、むやみに路駐するのは
賢くない、とも言っていました。
その最たるものが、バス停や人の家の前
といった、人に迷惑がかかるような場所です。
バス停、たしかに駐禁の取り締まり
多いかもしれません。
こんな田舎でも、バス停の看板が見えなくて
駐禁を食らっていたおじさん、無念顔を
していましたから。
ごめんね、田舎でバス停看板がボロくて。
おわりに
駐車禁止の標識の見方、どこまでという範囲
いかがでしたでしょう?
知人に教えてもらったことを友人に話すと
「あ~……」と、渋いような、苦いような顔。
知人が教えてくれた、見えないけど確実に
ある駐禁、それの始まりと終わりを意味する
補助標識付きの駐車禁止標識のトラップ。
これに、友人はまんまとはまって
しまったようです。
「そういえば、終わりの補助標識付きの標識
見なかったな、あの時」
つまり、友人が入った交差点には単に
駐車禁止の標識だけがあり、補助標識付きの
標識は、そこよりだいぶ手前にあったのです。
しかし、友人は巷に溢れている標識が見える
距離何メートルを過ぎたら、駐車オッケーと
いう噂を信じ、勘違いしていたようです。
そして、嬉しくもない駐車禁止の
ステッカーをもらってしまったと…。
標識の見方、あなたは大丈夫?
知らないと、変な噂を鵜呑みにしてしまって
いると、あの黄色いステッカーを愛車に
貼られることになりますよ。
友人は勉強になった、今回のは授業料だと
思うことにするわと言い、笑っていました。
私も、今回のことで勉強したので「駐車禁止」
気をつけていこうと思います。
あなたもお気をつけて!