昔は看護師と言えば、「女性」
というイメージでしたが、
現在では、多くの病院で、男性の
看護師が活躍しています。
私の地元の男性の友人も、
その中の一人です。
その男性は、数年前から看護師に
なりたいと思っていたそうで、
去年、看護学校に入学しました。
今では、立派な看護師です。
看護学校について
社会人が、看護学校に入学するには、
①看護専門学校
②看護短期大学
③看護大学
④准看護学校
のいずれかに、入学しなければ
いけません。
それぞれの期間と、おおよその学費は、
下記の通りです。
看護専門学校:3年
公立:60万
私立:250万
看護短期大学:3年
公立:250万
私立:400万
看護大学:4年
公立:250万
私立:400万
准看護学校:2年、100~200万
最も早く看護師になるには、
准看護学校に2年通い、准看護師の
資格を取るのが一番早いです。
しかし、給与や、条件などを見ると、
やはり正看護師とは、格差があります。
仕事内容は、ほとんど同じですが、
准看護師から正看護師に「指示」や、
「指導」などは、はできません。
「昇格」など、キャリアップも、
正看護師に比べると、とても
難しいのです。
男性は、どうせやるなら、と
「正看護師」の資格を取りました。
家族がある男性の場合、仕事を辞めて
看護学校に入学するのは、
厳しい人もいると思います。
そういう人の為に、医療機関で働き
ながら、看護師の勉強できる、
「昼間定時制」の学校もあります。
夜間学校もありますが、
夜間では、正看護師になる為の
学校は、現在はありません。
准看護師なら、数は少ないですが、
入学できるところはあるようです。
試験について
社会人が、看護学校に入学するには、
大きく分けて、
①一般入試
②社会人入試
の二つがあります。
一般入試とは、現役の学生に交じって
学科や、小論文、面接などを受ける、
試験です。
社会人入試は、主に、
面接と、小論文の試験です。
社会人入試に関しては、人間性重視で
考える所が、多いようです。
入試の時期ですが、一般入試は、
1~2月くらいで、
社会人入試は、少し早い、
11~12月にあるようです。
社会人入試の枠で、で入学するのは、
簡単ではありません。
倍率10倍などは、決して
珍しくないのです。
何名合格などという、公表も、
一切ありません。
それに、すべての看護学校に、
社会人入試がある訳でも、
ありません。
なので、一般入試で入学する
人の方が多いのが、現実です。
社会人だと、しばらく学業から
離れている方がほとんどです。
なので、医療系の予備校などで、
情報を集めるとよいかもしれません。
まとめ
社会人の男性で、看護学校に通う人は、
決して少なくありません。
30代~40代の方も、たくさんいます。
私の男性の友人も、一般入試で、
専門学校に通い、正看護師の資格を
取りました。
今ではバリバリ病院で、働いています。
奨学金を貰って、行くこともできますし、
看護師になりたいと、思っているなら、
是非、チャレンジしてみて欲しいと思います。