モスキート音で耳年齢がわかる!大人はなぜ聞こえないの!?

雑学

友人がスマフォ片手に私を見ている…
なんだかニヤニヤ笑っている…

???

状況を理解できない私を見て、
友人は大笑い!!

どうやらスマフォで
モスキート音とやらを
出していたらしい…

年をとると聞こえなくなる音らしいのだが…

聞こえていない私にとっては、
本当に音が出ているのかも疑わしい!!

という事で、モスキート音に関して
ちょっと調べてみました!


≪モスキート音≫って知ってる?

モスキート(Mosquito)とは、
「蚊」 という意味の英語です。

モスキート音とは、
17kHz(17000Hz)前後の高周波の非常に

高い音のことで、”キーン”という
不快な音なのです。

実際の蚊の羽音は、
このような高周波ではありません。

誰にでも聞き取れる
300~600Hz程度の低音なのですが、

不快な音
という意味で名付けられたのでしょうね。

若者のたむろ防止に使った?

このモスキート音10~20代前半の
若者にしか聞こえない音なのです。

その特性から
セキュリティー機器に
利用されたのです。

イギリスのセキュリティー会社が、
約17000Hzという高周波を出す
小型スピーカーを作ったのです。

目的は、
若者たちが、店先にたむろするのを防ぐ
ことでした。

この小型スピーカーから出る音は、
20代後半以上の年齢の人には
聞こえない音!なので、

この音が聞こえる
若者たちにだけ不快な音
として感じられるのです。

そこで!

この小型スピーカーを店先に設置すると…
気分が悪くなったり、居心地が悪くなったり…

若者たちは
そこに長く居続けることが出来なくなり、
自然に立ち去ることになるのです。

まれに、20代後半以上の人でも
聞こえる人がいて、
苦情が出ることもあったようですが…

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可聴域について

私たちが、普段聞こえている音の範囲を
可聴域といいます。

この可聴域というのが、
モスキート音が聞こえる?聞こえない?に
大きく関わっています。

大体私たち人間の可聴域は、
20Hz~20000Hz程度 と言われています。

可聴域には、個人差・年齢差があり、
10~20代前半でピーク を迎え、

その後は年齢を経るにつれて
狭くなっていくのです。

10~20代前半のピーク時には、
20000Hz程度の高音域まで、
聞こえる人が多いのですが、

20代も後半になると、
17000Hzあたりの音が
聞こえなくなる人の割合が増えてくるのです。

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音が聞こえる仕組み

私たちは、
耳の奥にある鼓膜という器官で
音を感知しています。

簡単に言うと、
空気を振動させて伝わってきた波動が、
鼓膜を振動させるのです。

鼓膜の奥には、
有毛細胞という細胞があり、

その細胞が振動を受け止めて、
電気刺激として脳に伝えることで、
脳で音を認知 しているのです。

「有毛細胞」 の中でも、
高い音を感知する細胞から順に壊れていく ので、

年を取るにつれて、
高い音から順に聞こえにくくなっていく のです。

耳年齢って知ってる?

どの範囲の音が聞こえるかによって、
耳の年齢を図ることができるのです。

聴力は、加齢によって徐々に衰えていくもので、
高い音から聞こえにくくなる
といううことが分かっています。

けれども、実際の年齢より、
耳年齢が 上なのか下なのか?
は気になりますよね。

色々なサイトで耳年齢チェック
ができるみたいです。

一度試してみると面白そうですね。

でも、モスキート音が聞こえないからといって
何の心配もありません

一般的な耳鼻科の聴力テストでは、
8000HZ程度
までしか使わないようですので…

最後に

最近では、モスキート音を着信音
できたりするようで、

学校で、
先生には聞こえない着信音を使って
メールをチェックする学生もいるとか?

モスキート音の
新しい利用方法でしょうか?

くれぐれも悪用禁止です!! 
子どもたちのいたずらにご用心!!

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