職場の友人が、健康診断の後、やや中性脂肪が多いとかで、お医者さんから「軽い運動」をするよう言われたんだそうです。
運動全般が苦手な友人。
シブ~い顔をしてると、お医者さんが一言。
「ゴルフはどうです?」
ゴルフ!?
コースに出るってこと?
初心者ですが……?
けっこうな歩数を歩くことになるし、激しく走り回るわけでもないので身体への負担も少ないし、何より楽しい。
オススメですよ。
お医者さんにそう言われて、ゴルフが気になり始めているようです。
とはいえ……。
全くの初心者、コースに出てもOK?
かかる時間は?
気になる!
そこで!
ゴルフ初心者がコースに出たら?
どれくらい時間がかかるもの?
マナーとか、気をつけるべきことは?
調べてみました!
1ラウンド5時間以内を目指そう
ゴルフ場の難易度やその日の天候、一緒にまわる人数にもよると思いますが……。
1ラウンド(18ホール)を、4~5時間以内で、ハーフなら2~2時間半でまわるのが基本なんだそうです。
初心者だと、6時間くらいかかってしまうこともあるようですが、それだと、後続のグループを待たせることになってしまうかも。
理想は、ゴルフ初心者だとしても、5時間以内で!
タイムテーブルは……。
- 受付や準備で30分。
- コースに出る前の練習で30分。
- 前半ラウンド(9ホール)で2時間半。
- 昼食をとるなど休憩で1時間。
- 後半ラウンド(9ホール)で2時間半。
- シャワーや清算などで1時間。
こんな感じでしょうか。
だいたい7時間くらい。
ゴルフは1日がかりのスポーツですね。
まずはショートコースから
ゆったりやっているように見えますが、実は長丁場で、けっこうな距離を歩くことになるゴルフ。
初心者はペース配分がわからず、後半、へばってしまうこともあるそうです。
そこでオススメなのが、ショートコース!
初心者のコースでビューにはもってこいです。
ゴルフは通常、18ホールで構成されていますが、ショートコースはその半分の9ホール。
パー3くらいの、100ヤード前後の短めの距離のコースが中心なので、初心者でも安心して挑戦することができます。
ゴルフ場によっては、9ホール全部が初心者向きの平坦な短距離コース、という所もありますが、中には、しっかり長距離コースありのショートコースも。
まだ自信はないけど、1回くらいはドライバーショットもトライしてみたい!という人には嬉しい限りです!
お値段も、本コース(18ホール)よりずっとリーズナブル。
気軽に挑戦できそうですよね。
ゴルフ練習場でショットが決まるようになっても、実際にコースに出てみると、芝や起伏があって勝手が違って、うまく打てないこともあるようです。
ショートコースで芝の感じに慣れて、9ホールを1時間半~2時間弱くらいのペースでまわることができたら、本コースデビュー!
頑張りましょう!
ラウンドに集中しよう
ゴルフ初心者がコースをまわるとき、時間がかかってしまう要因は、もちろん「打つ回数が多くなるから」だと思いますが……。
もうひとつ。
ラウンドに慣れていないせいもあって、ついつい「おしゃべりに夢中になってしまう」という点も否めないようです。
自然の中で、気の合う友達とゴルフ。
ついつい話が弾んでしまう。
大きな声でしゃべったり、笑い声を上げたり。
クラブを持つ手も止まります。
気がつけば、すぐ後ろに次のグループが!
お待たせしてしまってる状態に。
楽しいゴルフのはずが……。
気まずい雰囲気に。
これでは楽しめませんよね。
おしゃべりがいけない、という意味ではありませんが……ゴルフ場はコース貸し切りではなく、他のグループも時間差でまわっています。
後続のグループをお待たせしないよう、ラウンド中はゴルフに集中して、積もる話は休憩時間に。
何だか窮屈に聞こえるかもしれませんが、おしゃべりを控えめにすることで気まずい思いをすることもなくなり、結果的には、ゴルフを満喫できるってわけです。
心してかかりましょう!
経験者に同行してもらおう
ショートコースでも本コース挑戦でも、初心者だけでラウンド、というのは、避けたほうがよさそうです。
必ず、ゴルフ経験者に同行してもらうようにしましょう。
ゴルフ練習場と違って、コースに出ると、ショットやパット以外にもいろいろやらなければならないことが出てきます。
まずスコアつけ。
つけ方がわからず、グリーン上でぼんやり、なんてことになったら、せっかくのゴルフも楽しめなくなってしまいます。
クラブ選びも重要。
経験者にアドバイスもらえたほうが、ゴルフは絶対楽しいです。
あと、初心者が一番陥りやすいのが「打ったボールがコースから外れてしまったときの、ボール探し」なんだそうです。
ゴルフ初心者ですから、そりゃ、変な方向に打ってしまうこともありますよね。それは仕方ありません。
誰でも通る道です。
でも、初心者はボールの行方を見失いがちです。
しかも、見失ったボールをいつまでも探しがち。
長時間のボール探しは、時間のロスに。
他のグループの迷惑にもなります。
早めにボール探しを切り上げてプレー再開するのがベストなんですが、その辺の感覚も、初心者にはわからないことが多い。
そんなとき、ゴルフ経験者が一緒にいれば、リードしてもらえるはずです。
2時間3時間、コースをまわっていると「どうしたらいいんだろう?」って思うことも多々起きます。
ゴルフ経験者に同行してもらって、気持ちにゆとりを持ってラウンドを楽しみましょう!
まわりへの気配りを忘れずに
ゴルフというと、マナーだの何だの、いろいろ小うるさくて敷居が高そう……そんなイメージを持っている人も多いのかも。
でも、ゴルフ歴の長い人に言わせると、そういうわけではないらしいんです。
ゴルフ場は、芝の管理や整備にとても手間がかかります。
コースをいつもいい状態に保つには、多くの人の手がかかってるんです。
いくら初心者だからといって、クラブで芝を掘り返しても知らん顔だったり、ふざけたり走り回ったりして芝を傷めてしまった、なんてのは言語道断!
ゴルフ場の整備をする人たちへの感謝の気持ちがとっても大切なんだそうです。
また、ゴルフはゆったりしたスポーツではありますが、ゴルフボールもゴルフクラブも重いし、硬い。
硬いクラブを振り回し、ボールを遠くへ打つわけですから、考えてみたらとても危険。
他のグループが近くにいないか、他のグループのショットの邪魔になっていないか、常に気をつける必要があります。
気が緩んでいると、誰かに怪我をさせたり、自分が怪我をしてまわりに迷惑がかかることも。
ゴルフは、まわりへの気遣いや心配りが必要なスポーツ。
マナーや規則にうるさいように見えるのは、そういうところからなのかもしれませんね。
まとめ
ゴルフ初心者の会社の友人。
親戚の伯父さんにゴルフの指導をお願いして、まずはゴルフ練習場通いから始めることにしたそうです。
少し練習を積んでから、近所のゴルフ場のショートコースに挑戦する予定なんだとか。
何だか楽しそう。
生き生きしてます。
ちょっと前まで、健康診断の結果を見てげんなりしていた人とはまるで別人!
コースに出ると時間がかかるし、初心者にとっては敷居が高いですが、基本的にはゴルフは楽しいもの。
まわりへの気配りを忘れなければ、初心者でもきっと楽しめるはずですよ!