面接でよく聞かれる質問が
「自己紹介をお願いします。」
または、
「自己PRをお願いします。」
ですよね。
いつも聞かれることで「来た!!」って
思われている人は多いはずです。
もうすぐ面接、という年下の従姉妹に、
自己PRってどうすればいいの?
自己紹介の時に自己PRって
言っていいのかな?
って聞かれたんですが、
私・・・知らないよ~!!
採用担当者をしている友人によると、
就職活動を始めたばかりの学生のほとんどが
「自己紹介の根本が間違っている」
と教えてくれました。
実際、私もその違いを意識せずに
なんとなく面接を受けてしまいました。
そこで、従姉妹のためにも
自己紹介って本当はどんなものなのか
自己PRとの違いはなんなのかを
調べてみました。
自己紹介と自己PRの違い
自己紹介と自己PRは似ているようで
大きく違います。
面接官がどちらを聞いているのかを考えて
違いを理解し適切な回答ができるように
しておきましょう。
違いを理解することで重複した内容も避け、
自分のアピールを最大限に
することができます。
自己紹介とは
自己紹介は、「面接の始まり」です。
面接官つまり初対面の人に対しての挨拶です。
ハキハキと大きな声で、
基礎プロフィールと活動の概要程度を
簡潔に話しましょう。
よく間違えていることは
履歴書などに書かれた自己PRの文章を
暗記してきましたっと言わんばかりに話す人や
「○○大学○○学部○○です。」
だけで終わってしまう人です。
志望動機や自己PRは別の機会に質問されるので
それまで取っておいてください。
自己紹介で伝えるべき項目
- 出身校
- 名前
- 主な専門分野
- 趣味・特技
- 自己PRとなる活動概要(面接で聞いてほしいこと)
自己紹介例
「○○大学○○部○○学科の○○と申します。
学校では○○を専門としています。
学業以外では、○○部に所属し○○に取り組み
○○の成績を収めました
本日はよろしくお願いします。」
などその後の会話のきっかけになるような話にします。
60秒ほどの簡潔な自己紹介にしましょう。
相手にもっと聞いてもらいたいことを
自己紹介の時に言うと
自分の得意分野での話になり
有利な話に繋がります。
面接もスムーズに進みます。
自己PRとは
相手に自分の魅力が伝わるように
アピールをすることです。
相手に魅力が伝わるポイントが
- 自分の強み何か
- 強みを生かして何をしてきたか
- 仕事でどう生かしていくのか
を伝えていきます。
自分の強みだけを言うのではなく、
今までその強みでこんなことをしてきました、
などその裏付けとなる自分の経験と
それを生かして入社後はこんなことに
取り組んでいきたいか、
など相手側がメリットになることを伝えます。
自分の実体験を元に身につけたことを
話すと、説得力があるPRになります。
相手側にメリットと感じれなかったり、
その強みが入社後に生かされない、
伸ばすことはできないという、
イメージをもたれないように、
相手側の情報もきちんと調べ
何を必要とされているかを考えて
自己PRをしていきましょう。
また、自己PRを面接冒頭に、
質問がくることもあります。
その時は、前半で自己紹介的な内容を話し、
後半で強みとその裏付けとなる経験を
話すようにします。
まとめ
自己紹介・自己PRは面接で聞かれる
最初の質問になることが多いです。
自分のことを知ってもらう
最初のチャンスです。
この回答次第でこの後に続く質問に
大きく関わってきます。
しかし、この2つの違いさえおさえておけば
面接全体がスムーズにいきます。
自己紹介で
面接官に自分はこんな人間ですと印象づけ
自己PRで
自分は会社にこんなに貢献できます!
と自分を相手にアピールしていきましょう。
従姉妹の自己PRは、どうだったのでしょうか?
結果を聞くのが、楽しみです。