手紙は、書きますか?
最近では、メールやSNSが発達して
手紙というものを、あまり見かけなく
なりました。
そんな現代にも、手紙を書く人
というのは、いるものです。
先日、知人がそのこと、手紙のことで
相談があると言ってきました。
「海外に出す時、この手紙はどんな
封筒に入れればいいと思う?やっぱり
あの、ふちに色の縞々がついたやつか?」
手紙はもう書きあがっていて、後は封筒に
宛先を書いて手紙を入れ、投函するだけ
だそうです。
そのように相談されたので、急遽アメリカの
伯母さんに電話をして、いろいろと教えて
もらいました。
今回は、知っておくと便利!海外に手紙を
送る時の封筒の決まり事について、を
ご紹介したいと思います。
封筒の種類に決まりはない
え?と、思われるでしょう。
そう、これ、決まりはないのです。
海外に送る手紙だから、ふちに色の縞々が
ついたものでないといけない、ことは
ないのだそうです。
では、なぜ、このふちに縞々がついたのを
みんなが使うのか、というと、特に理由は
ないとのこと。
ただ、あえてメリットをあげるなら、それは
仕分けの人が仕分けしやすい、ということ。
それだけ、本当にそれだけです。
その封筒だからどうこう、というのは
ないのだそうです。
それどころか、その封筒を使っているからと
油断して、「AIRMAIL」、これを
書き忘れてしまう人が多いのだとか。
そうなれば、当然その手紙を入れた封筒は
宛先不明で戻ってきます。
このためだけに買ったのだから、戻ってくる
なんて、恥ずかしいですよね。
「AIRMAIL」、お書き忘れのないように。
究極のところ封筒ってなんでもOK?
ぶっちゃけた話をすると、そうなります。
封筒はなんでもいい、その通りなのです。
安い、あの茶封筒でもいいのですが
それでも、「AIRMAIL」を書き忘れれば
宛先は不明で戻ってきます。
注意するのはそこくらいか?と、訊くと
伯母さんはできれば、白い封筒は
使わない方が、いいとのことです。
その理由というのは、海外ならではで
空輸、船輸途中で盗まれる可能性が
あるからだそうです。
なんでも、海外では白い封筒はお金持ちが
使うもので、その封筒を使っていると、中に
いいものが入っていると勘違いされるのです。
なので、白い封筒はなるべくなら
使わないようにして、ついでに言えば
切手も平凡なものを使う方が無難とのこと。
記念切手など使っていて、なにか勘違い
されたら、ことですので。
無事に手紙が届くように、ここは茶封筒か
ふちに縞々の封筒を使う方が、賢明だと
思われます。
おわりに
手紙を、海外に送る時の封筒の選び方
いかがでしたでしょうか。
そんなに、難しく考える必要はないのが
お分かりいただけましたでしょうか?
知人は、あの派手な封筒を買わずに済んで
どこか、ほっとしているようにも
見えました。
今回、協力してくれた伯母さんによろしく
言っておいてくれと言って、知人は茶封筒に
向かったので、手紙は茶封筒で出す様子。
最後に落としがないか確認してくれ、と
言われ、宛名と「AIRMAIL」の文字を
確認、させてもらいました。
なんでも、海外に昔から馴染みの
ペンパルがいるのだそうです。
いつもは、そのペンパルにプレゼントされた
便箋セットや絵葉書を使っていたので、今回
知恵を貸してもらって助かったようでした。
あなたも、海外にお手紙を出すご予定が
ありますか?
封筒のことで、困っているようなら
今回のことを参考に、茶封筒でも、ふち縞々
でもいいので、手に取ってみてください。
万が一を考えて白いのは、使わない
これに越したことはないでしょう。
では、よい文通になりますように。