コンタクトレンズの度数変更は自己判断でいいの？

今や日本人のコンタクトレンズの
使用率は３０．４％です。

そんな３割に私自身も入るのですが
コンタクトレンズは今では私の嗜好品です。

この前、仲の良い友人から
こんな相談を受けました。

「コンタクトの度数って、自分で
変える事は出来るのかな？」

彼女は、以前までは眼鏡だったのですが
最近コンタクトに変えました。

どうも、コンタクトの度数が
合ってないように感じているようです。

私もコンタクト使用者ですが、
違和感がある時は
必ず眼科で診てもらっています。

コンタクトって、人体からすると
異物ですからね。
目に悪影響があるのは当然です。

そんなコンタクトですので、
私は取り扱いには十分注意しています。

でも、たまには自分で度数の
変更しても良いのでは？と思う事もあります。

友人と一緒の悩み事が有るという事で
二人で調べてみる事にしました。

正しくない使い方をしてしまうと
簡単に言うと、目に異物を
入れているわけですから目が悪くなります。

今回はコンタクトレンズの度数変更に
ついて詳しくご説明させていただきます。

度数の変更は自己判断でいいの？

そもそも「目が悪い」ということは
何か物を見る際にピントが合う距離が
近いという状態のことです。

近視の人は遠くのものが見えにくく
物を近づけてみたり

少しでもピントが合うように
目を細めたりという行動をとりがちです。

遠視の人は、焦点を結ぶ位置が網膜より
後ろにあるため、遠くの物も
近くの物もよく見えません。

軽度の遠視では、どちらかというと
遠くがよく見え、
近くが先に見えにくくなります。

結果どちらにしても
ピントが合っていない状態では

どんなに頑張って目を細めたりしても
ピントが合う距離は長くならないため

ピントを矯正し遠くてもピントが
合うようにするための器具が
コンタクトレンズなのです。

そしてコンタクトレンズが最近
見にくいなぁ…という原因は

視力の低下が原因だけではないと
いうことをご存知でしょうか？

理由としては

本当に視力が低下した

ピントのズレが更に大きくなり
使っていたレンズではピントが合わず
見づらくなってしまった

視力が回復した

何らかの理由で視力が回復し
ピントが合わなくなって
見づらくなってしまった

どちらの場合も
「ピントが合わなくなった」と
いうことなのですが

自己判断で
コンタクトレンズの度数変更は
おすすめすることができません。

目の健康のために心得ること

最近はコンタクトレンズを
通信販売やお店で気軽に
購入することができるようになりました。

昔はそれほどコンタクトレンズが
使われていなかったので
取り扱うお店も多くはなく

しかし最近はコンタクトレンズは
ファッションのひとつとして
考えられるようになってきているので

取り扱うお店などが
増えてきているのですね。

ですが、コンタクトレンズを
はじめて購入する際には
必ず眼科にかかるようにしましょう。

基本的にコンタクトレンズは
極力、目に負担がかからないように
使用してもいい時間が決まっています。

その時間はコンタクトレンズの種類や
目の状態によって異なるので
一概には言えないのですが

一般的には１２～１６時間が
目安となるようです。

しかし、はじめての場合は
もっと短いほうがいいでしょう。

それは目の角膜には血管がなく
眠っている間も涙などを
通して必要な酸素を取り入れているので

コンタクトレンズを使用する時間を
守らないと、酸素不足によって
目の抵抗が弱まり、感染症にかかったり

角膜内部の細胞が減少してしまう
こともあるので注意が必要です。

最近では
カラーコンタクトレンズトラブルや
正しい保存方法を守らず使用していたり

もっとひどいと使用期限を守らずに
外すことさえしないという事例も
耳にします。

自分勝手な判断でコンタクトレンズを
購入してしまうと、度数が合わない
どころが、粗悪品を購入していまい

視力低下以上に、目のトラブルに
つながってしまうこともあります。

コンタクトレンズは眼科で
処方箋も書いてもらったあとに専門店に
もっていき購入するようにしましょう。