学校でのスピーチ例文!PTA会長はこれでばっちり!

ハウトゥ

娘が通っている小学校は、県で一番のマンモス校。
体育館で行われる、入学式と卒業式は
人でぎっしり、埋め尽くされます。

こんなシーンでのスピーチは、
よほどの経験者でないと、相当、
プレッシャーだよね、と同情してしまいます。

というのは、友人の旦那さんが興味本位から
任意の保護者会「おやじの会」に入会し、

人柄の良さに、周囲から是非とお願いされ
うっかり、PTA会長になってしまいました。

PTA会長としての、山場は卒業式の祝辞。

旦那さんは、いざ、自分がやるとなると、
今まで、きちんと聞いていなかったことを、
悔やんでいるのだとか。

友人「もう、ホント、人がいいんだから…。

   仕事で忙しいし、祝辞を考える時間も少ないから、
   何か、いい例文とか参考になるものを、
   探しといてって、言われたのよ。」

私 「そりゃ、困ったわね。
   卒業式、1か月後でしょ?」

友人「私、こういうの苦手なのよ~。
   お願い、手伝ってちょうだい。」


卒業式のスピーチ例文

2人で、何を言えばいいのか、
いろいろあたってみたところ、
4つのポイントが、見えてきました。

  1. 卒業生へのアドバイス

    4つのネタを、あげてみましたので、
    どれか1つを、取り上げて話すと
    印象に、残りやすいと思います。

    ●夢を持って、コツコツ努力すること。
     継続は力なり。

    ●中学校で、新たに覚えることが増えるが
     知る楽しさを、味わってほしいこと。

    ●悩みは、1人で抱えないように。
     家族や友人など、まわりには
     支えてくれる人がいること。

    ●チャレンジを恐れないこと。
     チャレンジしなかったことが、
     後々になって、後悔になること。

  2. 学校、保護者へのお礼のことば

    冒頭または、最後のどちらかに入れます。
  3. PTA会長として感じたこと
  4. PTA会長として、学校への出入りは、
    一般の保護者より、多いですよね。

    その時に、子どもたちのことで
    見たこと、感じたことを話すといいです。

  5. 無難にまとめて、受けを狙わないこと
  6. はじめての、スピーチの場合は、
    そつなく、こなせば大丈夫です。

上のことをふまえて、
卒業式の、スピーチ例文を考えてみました。

例文

(はじめの言葉)

「○○小学校の、6年生のみなさん、
 ご卒業、おめでとうございます。

 みなさんが、桜の咲く季節
 ランドセルを背負って

 入学してきたことが、
 昨日のことのように、思い出されます。

 また、思い出すのは、音楽会の合唱の
 練習をしていた時の、皆さんの歌声です。

 練習ごとに声が合わさり、素晴らしい
 ハーモニーになっていくことに、
 感動を、覚えたものです。

 ここまで立派に成長し、
 皆さんが、本日、巣立っていくことを
 感慨深く思います。」

(ここから卒業生へのアドバイス)

「皆さんには、それぞれ自分の夢
 持っていることでしょう。

 
 中学生になると、様々なことを学び
 経験していくことで、その夢を叶えられるのか
 現実的に考えるようになってきます。

 時には、その夢をあきらめ、
 別の夢へと、変更することもあるでしょう。

 
 それでも、いいと思います。
 あきらめない心、コツコツと継続する力
 育んでこそ、実現する力が備わってくるのです。

 幸い、若い皆さんは、私と比べて
 夢を実現させるための、時間を持っています。

 
 その夢に向かって、進んでいく皆さんを
 ご家族、先生方など多くの方が、
 
 応援していることを、
 忘れないでいてほしいと、思います。」

(締めの言葉)

「明日から、中学生として新たな一歩を
 踏み出します。

 どうぞ自信をもって、
 中学校生活を、送ってください。

 校長先生をはじめ、教職員の皆さま、
 6年間、子どもたちをあたたかく導き、

 時には厳しく、また我慢強く見守ってくださり
 1人の親として、心から感謝申し上げます。

 そして保護者の皆さま、PTA活動に
 ご協力いただき、ありがとうございました。
 この場をお借りして、お礼申し上げます。

 最後になりましたが、
 本日は、誠にご卒業、おめでとうございます。」

友人「こんな感じで、いいかな。」

私 「うん、そうね。あと、注意した方がいいのは
   父兄という言葉は、快く思わない方も多いから

  
   保護者を、使うようにしたほうがいいね。
   卒業式の後は、すぐ入学式の祝辞があるわよ。」

友人「そうね、そっちも考えておこう。」

入学式のスピーチ例文

私 「卒業式に比べれば、少し気楽な感じみたいね。」

友人「うん、時間も短めにして良さそう♪
   こっちは3つのポイントに、まとめられそうね。」

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  1. 新入生、保護者への歓迎とあいさつ
  2. 子どもたちへのメッセージ
    やさしい言葉と、簡単な表現で。
  3. 保護者にPTA活動への理解と、参加のお願い

例文

「PTA会長の○○と申します。
 PTAを代表しまして、一言ご挨拶を申し上げます。

 新1年生のみなさん、
 ご入学、おめでとうございます。

 皆さんは、今日から小学生になりました。
 幼稚園や、保育園とは違う
 新しい生活が、はじまります。

 勉強、遠足、おいしい給食など
 楽しいことが、たくさん待っています。

 小学校には、お兄さん、お姉さんがいます。
 困ったことがあったら、相談するといいですね。

 また、先生のお話も、ちゃんと聞いて
 行動しましょうね。

 優しい先生ばかりだから、安心して
 小学校生活を、楽しんでください。

 保護者の皆さま、本日は誠におめでとうございます。
 心から、お祝い申し上げます。

 PTAでは、地域の皆さま、先生方と一緒に
 登下校や放課後に、子どもたちを見守り、
 安全を考えて、日々活動を行なっております。

 また、授業でおこなう交通安全指導への協力、
 ベルマーク運動や、講演会なども随時、
 企画しております。

 保護者の皆さまに、おかれましては、
 お忙しいとは存じますが、

 どうか、PTA活動へのご理解と、
 ご協力を、お願い申し上げます。


 最後になりましたが、新1年生の皆さんが、
 楽しく、笑顔で、小学校生活を
 送れますように、心から応援しております。

 以上をもちまして、私からの祝辞と
 させていただきます。
 本日は、誠におめでとうございます。」

さいごに

友人「卒業式は改まった感じで。
   入学式は、優しい感じでまとめるといいのね。

   入学式は、これでいけるわね。
   あとは旦那が、少し手入れすればいいわ。」

私 「年度の、切り替わりの関係で、
   卒業式が先、入学式があとなんて、
   不思議な感じねぇ。」

友人「これで、PTA会長の仕事は終わりだ♪」

私 「そうでもないみたい(^^; 
   だいたい2、3年は、続けているみたいよ。」

友人「えっ…。」

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