洗濯機を購入すると、当たり前のように
お風呂の給水ポンプが、ついていて
汲み上げるのが、とても楽に出来ます。
ですから、私は、以前に
入浴剤入りの残り湯で洗濯をして
衣類に色移りをしてしまった事があります。
それ以来、トラウマとなり、怖くて、
残り湯では洗濯をしなくなりました。
しかし、汚れ落ちの良いお湯であり
節水も出来る、と言う理由で
もう一度、残り湯で洗濯をしようと思い
入浴剤と、色移りについて
調べてみました。
全ての入浴剤が 洗濯に使えるわけではない
入浴剤を入れた残り湯で、洗濯する前に
パッケージに、表示してある
注意書きを、よく読んでみましょう。
ほとんどの、普通の入浴剤は
洗濯に利用出来るように、配慮してあります。
しかし、温泉の成分が強かったり、湯の花や
薬湯などが入っていると
洗濯には使えない物があります。
注意書きに、洗濯に利用が可能かどうかを
よく確認しましょう。
もし、利用可能の記載がなければ、
洗濯には使わない、もしくは
メーカーに問い合わせてみましょう。
残り湯と 柔軟仕上げ剤は同時に使わない
柔軟仕上げ剤と、入浴剤の成分が
お互いに、反応を引き起こして、
色移りを引き起こす場合があります。
柔軟仕上げ剤を使う時は、
水道水を使いましょう。
また、前回に使った柔軟仕上げ剤が
衣類に残っていた場合も、
入浴剤と反応して、色が移る事があります。
それから、おろしたばかりの衣類も
残り湯での洗濯を避けましょう。
新しい衣類には、柔軟仕上げ加工が
されている場合がありますので
残り湯はオススメ出来ません。
つけおき洗いはしない
汚れがひどい場合、つけおき洗いが
効果的ですが、入浴剤入りの残り湯では
やめておきましょう。
つけて置いておく事で、衣類と
入浴剤の色素が、接触する時間が長くなり
色移りの原因となります。
ですから、つけおきが必要な場合は
水道水を使うようにしましょう。
すすぎは水道水で
いくら、洗濯可能の入浴剤でも
すすぎにまで、使ってしまったら
衣類に入浴剤の色素が、残ってしまいます。
また、残り湯の雑菌で、洗濯物に、
悪臭がつく事もありますから
必ず、水道水を使うようにしましょう。
色移りしてしまった場合は？
きっと、慌てて、漂白剤などを
使いたくなるかも知れません。
白い衣類なら、塩素系の漂白剤を
使用すれば、ある程度は
落ちるかも知れません。
でも、色柄物は、どうしましょうか。
酸素系漂白剤なら、大丈夫？
いえいえ、酸素系漂白剤にしてみれば
元々の色柄も、色移りも同じなんです。
では、どうすれば？
ネットで調べると、
洗剤を通常の3倍ぐらいの濃度で、
50℃前後の、お湯を使って洗い直す。
とありました。
しかし、これでも元々の色柄に
影響が出る、可能性があるので
大事な衣類だったら、
クリーニング屋さんに相談しましょう。
それから、色移りが除去出来る製品を
見つけました。
〔ダイロン〕 カラーランリムーバー （DYLON）
http://www.dylon.co.jp/catalog/remover.html
繊維を傷めることなく付着した色を取り除きます。
(サイトより抜粋)
とのことです。
60℃前後のお湯に、この商品を溶かして
2時間程、衣類をつけおいて
その後、水で洗濯するだけだそうです。
さいごに
私は、入浴剤は大好き。
でも、家族は好きではありません。
ですから、いつも家族の残り湯に
お気に入りの、入浴剤を入れて
1日の最後に、優雅な気分に浸ります。
お湯を落とす時に、いつも思う
水がもったいない気持ち。
洗濯に使えたらいいな、と
いつも思っていましたが、使い方を知り
注意する事で、可能になりそうです。
毎日の洗濯で、少しでも水道代が浮いたら
さて、どうしましょうか？
塵も積もれば何とやら、ですから
何か、美味しい物に化けるかも
と思うと、ワクワクしてきました。
