舞台の装置はこだわりがつよい?作り方を紹介!

ハウトゥ

高校生の時にミュージカルを見に行ってその時に、役者さんの演技にも感動しましたし、背景や大道具の凄さも印象的でした。舞台の装置はどのようになっているのだろうと不思議に思ったのです。

同級生で演劇部の友達が舞台の装置のことを教えてくれました。高校で作るものだから作り方も簡単なものを選んで大道具を作ったのです。その友達は絵を書くのが得意なので楽しかったと言っていました。



私はミュージカルが好きなのでその時使っていた道具のことがとても気になります。そこで舞台の装置の作り方についてまとめたいと思います。

友達の学校の舞台

友達は高校生の時ミュージカルを授業の一環で行っていました。その時、背景は大きな紙に書いてありシーンが変わるごとに別の紙を広げていました。紙に木の板を貼り付けて後ろで人が持てるようにしていたのです。パネルは置いておけないということで紙で背景を作っていたと言っていました。

その話を聞いてそのような作り方もあるんだなと感心しました。シーンの切り替えの時に背景がきちんと広がっているかを確認する人もいたと言っていたのです。支えなければならない人数がたくさん必要ですが、この方法もいいかもしれません。

パネルの作り方



高校や大学で行われる舞台やミュージカルでは、舞台上に「室内」があるように見せたり、野外でも高さがある建物を作るために「パネル」を使います。舞台の奥や上手、下手に建てて建物があるように見せるのです。

これを一度作ると塗装や壁紙を変えることでたくさんのシーンに使うことができます。長い歴史のある演劇部にはパネルが何枚かおいてありますよ。

輸送や搬出入の都合によってパネルはわけられるように作ります。学校では91cm×182cmの大きさのものが使われているのです。舞台の幅が広いと何枚も必要になります。パネルを固定するために各パネルをクラナンプで固定し、人形立て取り付けや重しで固定するのです。

また、舞台の劇場には平台があります。高さのある平台の前や側面には、蹴込みという板でふさぐのです。

舞台装置や大道具の作り方



舞台装置や大道具では背景と書き割りが作れるといいですよね。

舞台幕を作る時に背景の原画を用意します。今回は、用意した布90cm×6mを3枚縫製して、下絵を鉛筆で書きましょう。次に木枠を固定して布をタッカーで止めます。そして絵の具がこぼれてもいいように少し手前に傾けておいてください。

作り方はどのような感じなのでしょうか。

背景の色は、明るい色からコンプレッサーでたくさん吹いて大まかに色を付けていくのです。それから2色目3色目と増やして行くのです。高い所は脚立を使ってムラにならないようにしましょう。最期に刷毛塗りをします。ぼやけた色と色の間に刷毛で強弱をつけることで引き締まります。

書き割りは、舞台体型の前に張り出した家や木などの大道具の絵を示します。作り方はと言うと大きな書き割りを作るときは、パネル板を何枚も繋いでその上に絵を書くのです。そしてパネル板は寸角材で枠を作って、その上にベニヤ板を貼りましょう。

絵を描く前にベニヤに薄紙を貼ります。そしてばらばらになっていた書き割りをつなげるとつなぎ目が目立つので目張りをして色を塗って隠しましょう。舞台の装置を作るのにはたくさん人数が必要なのかもしれません。


まとめ

舞台の装置はどのように作っているのか、作り方などを調べました。
舞台の装置の作り方は色々ありますね。パネルを使う方法も便利だと思います。シーン切り替えのときもサッと使えますし、何度も運ぶ必要もなさそうです。

作り方は、背景は、大きな布を使っていることがわかりました。

舞台では演技ももちろんですが、大道具や背景も大事ですよね。下絵から何倍も大きい絵にするのは大変そうですね。細かく寸法を測って行わないとやり直しになってしまいます。舞台の装置を作っている人はすごいですね。

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