化粧水の使い方♪保湿効果が高いのは手orコットン?

ハウトゥ

化粧水を、夏用のさっぱりタイプから、
秋冬用の、しっとりタイプ

しかも、これまでよりチョッと
お高いものに、変えてから
約2ヵ月。

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カサツキが、気にならなくなったうえ、
お友達にも、お肌がキレイになったと
褒められちゃいました~。 o(*^▽^ *)oイエーイ!

それなのに…、それなのに…、
今日デパートの、化粧品のカウンターで、

肌の水分量を、機械で測定して
もらったところ、
ナント、『水分不足』との結果が! _| ̄|○ガックリ…

「一体これ以上、どうしたら
 いいってのよ~。」と、

元BA(美容部員)で、美肌の持ち主である
友人のA子に、思わず愚痴ってしまいました。

私「A子って、ホント肌きれいだよね~。
  私なんか、どんなに頑張っても、

  お肌が乾燥してるって、言われて
  ホトホト、イヤンなっちゃったわよ。
  一体どんな、お手入れしているの?」

A「お手入れって、言っても、
  何も特別な、ことなんか
  してないわよ。」

私「お肌のきれいな人って、
  必ず、そう言うのよね~。」 (*¬з¬);アヤシイ

A「逆に、M美(私のこと)は、
  どんな風に、保湿ケアしているの?」

私「洗顔が済んだら、出来るだけすぐに
  化粧水、それから美容液、乳液、
  え~っと、保湿クリーム…」

A「チョッと、待って。
  化粧水は、どんな風につけてる?」

私「えっ?どんなって言っても、
  コットンに、タップリ含ませて、

  パタパタと、できるだけ沢山
  パッティングして…。」

A「あ~、もしかして
  それが乾燥の、原因かも!」

私「えっ?
  でも私、昔母から教わって以来、
  ずっと、このやり方だよ?」


保湿用化粧水の正しい使い方とは?

乾燥肌の対策を、毎日頑張っているのに、
何故かお肌は、カサカサ。

なかなか改善されないと、悩んでいる人も
少なくないのでは?

そんな場合、毎日なんとなくやっている
スキンケアのやり方が、原因かも
しれませんよ。

いくら化粧水の成分を、気にしていても
使い方を、間違っていれば、

高い化粧水も、お値段以下の
効果しか、得られない可能性も!

A「収れん化粧水や、ふき取り化粧水を
  使う場合は、コットンを使ったほうが
  いいんだけど、

  保湿用の化粧水を、付ける場合には
  コットンの使用は、余りお勧めしないわ。

  実は、化粧水を付けるのに
  コットンを使うと、摩擦でお肌の
  表面が傷んで、

  皮膚を保護する、ベールがなくなって
  肌の乾燥が、進んだりする
  恐れもあるし、

  ひどい時には、
  顔の赤みが、ひどくなったり
  ニキビが、治りにくくなったり

  というような、トラブルが起きる
  可能性もあるの。」

私「え~っ!?
  それじゃ~、A子はどうやって
  化粧水を、付けてるのよ~?」

A「私は保湿用の化粧水は、
  『ハンドプレス』してるわよ。」

私「ハンドプレス?
  パッティング、じゃなくって?」

A「パッティングは、お肌を冷やす
  『クーリング効果』のために、するものだから
  秋冬の保湿のためには、向かないかもね。

  むしろ、行き過ぎたパッティングで、
  肌を傷めたり、毛細血管を傷めたりする
  ことの方が、心配だわ。」

私「ガーン!」 Σ(T▽T ;)ソ、ソンナ

A「まぁ、そんなに落ち込まないで。

  それじゃ、化粧水の保湿効果を
  最大限にひきだす、取って置きの使い方
  基礎から、教えてあげるわ。

  まずは、『化粧水の量』からね。」

化粧水の量

A「M美は化粧水って、一度に
  どれくらい、使ってる?」

私「化粧水は、タップリ使ったほうが
  いいって言うから、説明にあるより
  チョッと多めに、使うようにしているわ。」

A「う~ん。
  確かに量が、少なすぎるってのは
  問題なんだけど、…。

  実は、化粧水とか乳液って、
  製品の説明に書いてある、適量では
  多すぎるって場合が、良くあるの。」

私「それじゃ、適量って
  どうやったら、分かるの?」

A「化粧品なんかには、例えば
  『500円玉大』とか、
  『ポンプに何プッシュ』とか、

  目安になる適量が、書いてあるわよね。
  まずは、その半分の量を、使ってみると
  いいわよ。

  そしてお肌が、チャンと潤っているかどうか
  確認しながら、少しずつ足していくの。

  この時大切なのは、今付けた化粧水が
  チャンと浸透するまで、数分待って
  次の化粧水を、付けること。

  こうすれば、キチンと潤うための
  自分の肌にとっての、適量を
  知ることが、できるわよ。」

私「うへぇ。結構手間が、掛かるんだね。
  何回も塗っては、浸透するまで待つのって
  チョッと、面倒くさそう。」

A「何言ってるの!
  『一つ一つ落ち着かせてから、次へ』
  っていうのは、お手入れの基本よ!

  第一、肌の乾燥がひどい場合や、
  角質肥厚で、水分の浸透が
  悪くなっている、ときなんかだと、

  いっぺんに、大量に化粧水を付けたって
  なかなか、馴染んでくれないわよ。

  それよりも、少しずつ何回かに分けて
  使ったほうが、断然早いし効果的

  どんなに多めに、使ったって、
  本当にちゃんと、お肌に浸透してなきゃ
  意味ないわよ!」

私「ひ~。それじゃ私が、今までタップリ
  使っていた化粧水って、
  ソートー、無駄だったってこと…?」(┬_┬)ズズーン…

A「ゴメン、ゴメン。
  ちょっと、落ち込ませすぎたみたいね。

  それじゃ~、これから保湿力アップ
  抜群に効果がある、

  ハンドプレスのやり方を
  教えてあげるから、

  しっかり、手順を確認して
  実践してみてね。」

ハンドプレスのやり方

化粧水や乳液などを、手の平等を使って
優しく、浸透させる方法を
ハンドプレスと言います。

ハンドプレスの、具体的な手順としては、

1.適量の化粧水を、手の平全体に広げ
 体温で温める

 A「適量に関しては、さっき説明した
   内容で、加減してみてね。

   それからこのとき、化粧水を
   温めるっていうのが、ポイント。

   温めることで、肌への浸透性が
   格段に良くなるの。

   もし、冷え性で、手や指先が冷えている場合は、
   面倒でも、お湯で手を洗うなどして
   温めることを、おススメするわ。」

2.手の平全部で、顔を覆うようにして、
 頬・額・顎・鼻や、目の周りなど
 まんべんなく、肌になじませる。

 A「指にとって、塗るんじゃなくて、
   手の平全部を使って
   顔を包み込むように、してみてね。

   この時、約10~20秒ほど、顔を手の平で
   包み込んで温めながら、しっかり化粧水を
   押し込むように、浸透させるといいわよ。」

3.化粧水が、スッと肌に馴染んだのを
 感じたら、もう一度手の平に
 化粧水を追加

4.目元・口元・小鼻の横・眉間・鼻の下など
 細かい部分を、重点的に押さえていく。

A「ここは、塗り残しがでやすい部分だから、
  指の腹の部分も、使って丁寧に
  作業してね。

  目元や口元などの、乾燥が気になる部分
  特に、念入りにね。」

5.顔全体を鏡で確認し、表面に
 水分が残っている、感じがないかを
 チェック。

A「最後に手の平や甲で、触れてみて
  肌がぺたっと、手に吸いついて
  くるようになったり、

  肌が冷たくなって、きたりしたら、
  それが肌がしっかり、うるおったという
  サインよ。」

私「なるほど、コットンじゃなく
  手で塗れば、体温で浸透力が
  上がるっていう、良さがあるんだね。」

A「それだけじゃ、ないわよ。

  何と言っても、ハンドプレスの
  最大のメリットは、直接触って
  肌の潤い具合を、確認できること。

  肌の状態って、毎日同じじゃないから、
  キチンと触って確認して、

  化粧水の量も、調整してあげられる
  ようになれば、うるおい美人は
  すぐそこよ。

  しっかり潤った後は、
  美容液、乳液、クリームの順番で使えば
  有効成分が、肌によく浸透するうえ、

  しっかり水分を、閉じ込めることが
  できるわね。

  これらの化粧品も、手の平に取って、
  両方の手で、温めてから使えば、
  より浸透力が、アップするわよ。」

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おわりに

A子によれば、冬の乾燥が激しい時季の
スペシャルケアとして、
手の平だけでなく、

蒸しタオルなどで、顔自体を温めておくのも
効果的だと、教わりました。

洗顔後のお肌に、いち早く
水分と保湿成分を、補う化粧水。

その効果を、しっかり発揮できるか、
半減させてしまうかは、使い方によって
大きく変わることが、よく分かりました。

急いでる時などは、つい、適当に
つけてしまって、いましたが、

自分自身の、大切なお肌のため、
面倒だとか、手間だとか思わず、

毎日きちんと、肌が潤ったサインを
見逃さないよう、丁寧なお手入れ
心がけようと、思います。

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