しまなみ海道をサイクリングしよう!初心者の服装は何を用意する?

おすすめ・コツ

最近、うちの息子はサイクリングを始めました。この夏はいままで行ったことがない所にチャレンジするとはりきっています。

息子「四国にしまなみ海道があるって知ってる?そこをサイクリングしてみたいんだ。初心者でも、頑張れば走りとおせると思うよ。」
私「しまなみ海道って聞いたことあるわ。すごく景色がいいらしいわね。」

息子「自転車で海の上を走れるんだ!最高の眺めだよ!でもどんな服装で走ればいいのかなあ。」
私「うーん・・・。どんな服装がいいのかしらね。」

返答に困ってしまった私は、サイクリング初心者の息子のために、どんな服装がいいのか調べてみることにしました。私の叔父が、サイクリング大好きであちこち旅に出かけているので、いろいろ聞いてみることにしました。


しまなみ海道ってどこにあるの?

叔父はしまなみ海道に何回も行っているベテランなので、コース服装について詳しく教えてくれました。

しまなみ海道は本州の尾道市と四国の今治市を結ぶ全長70キロメートル~80キロメートルに及ぶ自動車道です。自動車道の脇に、専用の自転車道路が整備されているので、車を気にせず走ることができます。

通称ブルーラインと呼ばれる青い線が推奨ルートに引かれているため、コースがわかりやすく、しまなみ海道初心者でも走りやすいのが特徴です。

しまなみ海道の魅力は、なんといっても海の上を走れることです。瀬戸内海を縦断していくサイクリングコースなので、たくさんのや広いを見ながら颯爽と走れます。

澄んだ海を見ながら走る気分はまさに爽快で、まるでになったような気分でサイクリング出来るため、サイクリングの聖地として近年とても人気が高まっています。


初心者でも8~10時間あれば、コースを走破できますが、できれば2日間かけてゆっくり走る方がおすすめです。途中レンタサイクルもあり、レンタサイクルターミナルでは乗り捨ても可能になっています。

しまなみ海道を走るときの服装は?

サイクリングをするときは、走りやすい服装をすることが一番です。

しまなみ海道は、温暖な気候の地域にある上に、アップダウンが多い地形をしています。そのため、汗をかきやすいので着替えが欠かせません。

夏場は海の日差しが強く、紫外線をたっぷり浴びることになるので紫外線対策が特に重要です。長袖のTシャツ、日焼け止め帽子を必ず持参しましょう。

冬場は走っているときは暑いけど、止まると寒く感じます。こまめに体温調節ができるように脱いだり着たリがしやすい服装をしていくことをおすすめします。ウインドブレーカーが一枚あると便利です。

初心者

初心者はサイクリング用のウェアでなくても、ジャージスパッツTシャツで大丈夫です。ただし初心者はお尻の筋肉が付いていないので、長時間乗るとお尻が痛くなってしまいます。

そのため、お尻のパッド厚いジャージを選ぶことをおすすめします。

男性

長時間になればなるほどお尻のあたりに痛みを感じやすくなります。男性には「レーパン」と言われるパッド入りの下半身ジャージが人気です。レーバンを履くとかなり痛みが軽減されるので、長時間の走行も苦になりません。

女性

パッド付きの自転車用ジャージの上から身に付けるのはスカートが重宝します。女性らしい華やかさもあるうえに、ピタッとしたフィット感の高いウェアだと足のラインがはっきり見えてしまうので恥ずかしいという人にもおすすめです。

学生(中学生・高校生)

学生で初めてサイクリングをする人は、まだ本格的にウェアをそろえる必要はありません。Tシャツやジャージ、スパッツなどで十分です。慣れてきたら徐々に増やしていけばよいでしょう。

シニア世代

シニア世代の方は足や腰の筋肉が疲れてくると、転倒の危険があります。万一転倒した時のために、赤や黄色など視認性の高い色の服装をしていくことが大切です。またヘルメット・グローブなども忘れずに身に着けましょう。

気軽に走りたい人

本格的なサイクリングというより風景を楽しみたい人、あまり荷物を持たずに気軽に乗りたいという人はTシャツではなく、自転車用のサイクルウェアをおすすめします。

自転車用のサイクルウェアは速乾性があり、汗をかいてもすぐに外に逃がしてくれる機能があります。汗によって体温が低下することもないので、あまり着替えをしなくても大丈夫なので、着替えの荷物が少なくて済みます。

サイクリング重視の方

サイクリング重視の方や長距離走りたい方は、サイクリング用のサイクルウェアプラス「ビブショーツ」と呼ばれる肩ひも付きパンツがおすすめです。ビブショーツは肩ひも付きなので、おしりのバッドがずれにくく、お腹を締める圧迫感が軽減されます。

背中も高い位置まで覆ってくれるので、前傾姿勢をとったときに、上に着ているジャージやシャツがずれても背中が見えたりしません。

おわりに

結局息子は、ゲストハウスに泊まって1泊2日で走り抜けるコースを選びました。その方が途中の観光地も楽しめる時間的余裕があると思ったからです。

ゲストハウスでは、地元のサイクリングガイドさんからいろいろな情報がきけて、泊まって良かったと言っていました。

途中、しまなみ海道の橋の中で一番長い「来島海峡大橋」を渡り、日本屈指の急流である来島海峡を見たときはあまりの大迫力に震えたそうです。



サイクリングを終えて無事帰って来た時は、日焼けした息子が一回りも二回りも大きく見えました。これからも、安全にサイクルロードを走ってほしいと思っています。

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