家賃滞納にご用心!退去までの期間はどのくらい?

雑学

一人暮らしをしている方にとって家賃の支払いは生活の基盤になるとても大切なことですよね。

私も学生時代には一人暮らしをしていた経験がありました。当時学生だったということもあり、一人暮らし中は、毎月家賃を払うのが結構大変だったように思います。

納入が間に合わない場合は、家主さんに少し待ってもらうなどしてなんとかやりくりしていたように思います。2か月以上滞納するということはありませんでしたが、滞納を続けた場合、いったいどんな不都合が生じるのでしょうか。

また、家賃を滞納してどのくらいの期間で強制的に退去させられるのでしょうか。少し気になったため、調べて分かったことについて、以下にまとめます。


家賃滞納すると

家賃を滞納すると2か月の期間を過ぎたころに契約が解除されます。また、4か月の期間を滞納ですと強制退去になります。

どうしても払えないときの1か月程度でしたら待ってもらえますが、2か月以上滞納するといろいろな面で不都合が生じるようです。以下にどのような不都合が生じるのか詳しくまとめます。

 家賃滞納により生じる不都合とは

家賃を4か月の期間滞納すると、強制退去処分となります。また、不動産会社などのブラックリストに登録される恐れがあるため、今後部屋を借りるということが大変難しくなってしまいます。

また、強制退去になると、現住所を失ってしまうため、就職活動などを行う際に大変に不利になってしまいます。

 滞納した家賃は必ず支払わなければならない

滞納した家賃は踏み倒すことはできません。部屋を借りている本人が払えないようだと判断されたら、連帯保証人に連絡がいきます。自分だけの問題ではないため大変注意が必要です。

連帯保証人にも大きな迷惑をかけることになるのです。場合によっては家族や親せきに大きな迷惑をかけます。また、滞納した家賃は必ず払わなければならない義務があるため、支払うまで請求は続きます。

家賃滞納から退去までの流れ

家賃を滞納すると、まず家主さんから支払いの催促が電話や手紙で行われます。そして、それでも支払われない場合、連帯保証人に連絡がいきます。

この間2か月の期間が生じても支払われない場合は、内容証明郵便というものが滞納者本人に届きます。

これは、家賃を滞納し支払い請求を行ったことを書類として残すために発行されます。もし裁判にまで事が及んだ場合、証拠を残すために発行されるのです。そして4か月以上の期間の滞納になると強制退去を命じられ、裁判に発展していきます。

家賃を滞納を防ぐためには

家賃の滞納は、気を付けていないと裁判ざたにもなるため、大変注意が必要です。そのため家賃を滞納しないためにいろいろと工夫をする必要があります。

家賃は手取りの4分の1程度のところに住む

支払いに困っている場合、今住んでいるところよりも家賃の安いところに転居するとよいでしょう。目安としては、働いている方などは給料の手取りの4分の1程度の場所だと生活費などの支払と両立して家賃の支払いを行うことができます。

学生は寮に住む

学生で収入がなく、支払いに困っている場合は、学校が運営している学生寮などの格安のところを利用するとよいでしょう。学生寮だと、1か月5000円程度の月額ですむため、大変にお得です。

家賃が支払えない場合は必ず家主に連絡する

支払えない場合は、必ず家主にきちんと事情を説明しましょう。いつごろまでになら支払えるか、どの程度の期間待ってほしいかなど、具体的に説明することで、家主の理解を得ておく必要があります。

家主にきちんと相談していないと、強制退去させられたり、最悪の場合は裁判にも及ぶため、大変に危険です。普段から家主とは相談や連絡を密にしておいて、信頼関係を築いておくと、もしもの時に相談にのってくれたり、助けてくれたりします。

まとめ

いかがでしょうか。家賃を滞納するととても恐ろしい事態になると思います。自分に不都合が起きるだけでなく、自分にとって大切な周囲の人々にまで迷惑が及ぶ危険性があるため、大変注意が必要です。

私も学生時代に納入が間に合わないときに、2週間ほど家主さんに待ってもらった経験を思い出しました。アパートやマンションに住む際は、きちんと自分の懐具合と相談して、自分の身の丈に合った部屋選びを心がけたいものです。

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