暑中見舞いの文例とは?飲食店の場合にはこんな所にも気を付けよう!

ハウトゥ

7月〜8月にかけて暑くなってくると暑中見舞いが届きます。夏のとくに猛暑の時期に暑中見舞いが届くと季節を実感します。



また相手方も元気にしているんだということも分かり、もらうこちら側もなんだか元気になってくるんです。私は個人宛のやり取りが主なのですが、届く中には飲食店からの暑中見舞いというのもあります。

近所の飲食店からは暑中見舞いとともにキャンペーンなど広告を兼ねている内容が多いですね。私は暑中見舞いを書いている時にこの様な文例は参考になるのではと考え、

「飲食店の暑中見舞いは他にどんな文面があるんだろう?」

と他の飲食店の暑中見舞いの文面について調べてみたこともあります。残してあった古い暑中見舞いを漁ったり、飲食店の経験がある友達に聞いたりしていました。

そこで飲食店の暑中見舞いの文例について色々とわかったことがあります。そのおかげで私事の暑中見舞いも捗りました。今回は飲食店や自営業の方に向けて暑中見舞いの文例についてまとめていきたいと思います。

暑中見舞いとは?



暑中見舞いの起源はまだ郵便が始まっていないころに、交流のある人の健康や安否を気遣ったり確かめたりする目的で家を訪ねる行為が起源になっています。

ですので、特に交流が深い方や縁の深い会社などには直接赴くことも暑中見舞いに良いでしょう。

暑中見舞いを送るタイミング

二十四節気で小暑(7月7日)から立秋の(8月8日)が暑中見舞いになります。それ以降の8月31日までが残暑見舞いです。

暑中見舞いはもともと厳しい暑さの中での健康や安否を気遣うためのものなので、梅雨が明けてから暑さが増してきたタイミングがベストでしょう。

梅雨が明けてから送るのが通例ではありますが、友人に聞いてみると

「誰に送るかや贈り物とかは梅雨の時期あたりに予め決めておくといいよ」

とのことでした。

確かに夏の暑い時期で体力的に厳しく飲食店ともなれば繁忙期。なかなか時間も取れないので予め用意しておくのはおすすめです。

暑中見舞いの文例

暑中見舞いの文例の多くが

  1. 初めのあいさつ
  2. 時候のあいさつ
  3. 連絡事項
  4. 結びの言葉

で構成されています。

これを踏まえた上で、それでは暑中見舞いの具体的な文例を紹介していきます。

  • 文例1:取引先・会社宛の場合


    暑中お見舞申し上げます。

    厳しい暑さが続き、
    日ごとに暑さが増しております。

    時節柄くれぐれも、ご自愛ください。
    これからもどうかよろしくお願い致します。

    平成〇〇年 盛夏
  • 文例2:取引先及びお客様宛の場合

    暑中お見舞申し上げます。日頃からご愛顧いただき感謝しております。
    当店ではこの季節に合わせた新メニューの提供を始めました。

    〇〇セット 〇〇円
    飲み放題 お一人様 2000円

    暑さに負けず元気に営業していますので、
    心よりご来店をお待ちしております。

    平成〇〇年 盛夏

飲食店では新しいメニューやキャンペーンなどの宣伝も連絡事項の部分に入れることもあります。よりくだけた表現の暑中見舞いも見かけるので、お店の雰囲気を考慮して文面を工夫してみるといいかもしれませんね。

手書き印刷どちらが良い?



手書きのほうが手間がかかる分、より気持ちの伝わる暑中見舞いになるのは間違いありません。

しかしながら飲食店など日頃から時間を取れない環境である時は、印刷でも十分かと思います。

また印刷でもスペースを開けておいて、手書きで一筆挨拶を書くというのも一つの手です。

最近では印刷が主流なので少しでも一筆でも手書きの部分があれば、目を引きやすくもらった人が話題にしやすい暑中見舞いになることでしょう。

次に印刷の方法についてですが、様々な方法があります。

  1. コンビニで印刷

    普通紙のハガキは、コンビニで暑中見舞いをプリントすることが可能となっています。

    プリンターの操作はコンビニに置いてある機械によって異なるので、わからない場合は店員さんに聞いてみましょう。

    ですが大量に印刷する必要がある場合にはコンビニに長く居なければならないので、あまり向いていません
  2. 自宅のプリンターで印刷

    自宅で印刷すると枚数をあまり気にせず印刷できます。

    なので暑中見舞いを追加して送りたい場合もサクッと印刷してハガキを用意することが可能です。

    またデザインが自由に考えられるというのがメリットです。

    ですがプリンターのインクの残量などは予め確認しておきましょう。

    大量に印刷する際に足りなくなって予定していた日にちに印刷が終わらないこともあります。

    加えて印刷に関するパソコンやソフトの知識が少し必要です。
  3. 印刷会社で印刷してもらう

    時間が取れない場合や自宅やコンビニでは印刷できない数量の際などには、印刷会社に発注することもできます。

    中には暑中見舞いのサービスを行っている会社もありますので、予算などを考慮して探してみてはどうでしょう。

    パソコンやソフトなどの印刷に関する知識がなくても、素敵なデザインの暑中見舞いを送ることができます。

    特に繁忙期で忙しく多くの暑中見舞いを出す飲食店におすすめの方法です。

    宛名も印刷してくれるサービスもあるんですよ。
  4. 写真やイラストなどのデザインについて

    先ほどご紹介した文例のように、夏季に合わせた新メニューの紹介をする場合は、イラストや写真を入れるとよりわかりやすくなります。

    飲食店でメニューを見て注文する時を想像すると、文字のみのメニューよりも写真やイラスト入りの方が注文しやすいですよね。

    その事と一緒で、料理の写真やお店の雰囲気を表したイラストなどが、暑中見舞いに盛り込まれているとパッと目を引きわかりやすいデザインになります。

    ですので写真やイラストはできる限り活用していきましょう。
    また配色についてですが、暑中見舞いのデザインは主に青や緑などの、清涼感溢れる配色が用いられることが多いようです。

    暑中見舞いの場合は文例だけ見ると文字数を少なく感じてしまうかもしれませんが、イラストやデザインを多く活用するとスペースが自然埋まるので気にする必要はないでしょう。

    まとめ



    暑中見舞いの成り立ちや時期・文例やデザインについてまとめみました。こうやって整理してみると、文例やデザインもすんなり決まりますよ。

    また暑中見舞いを送る際に注意する点は、期限を守って出すことと簡潔な内容を心がけることです。

    時期がすぎた頃に暑中見舞いが届くとルーズな印象を与えかねませんし、長くまとまりのない文面はくどさを感じさせます。

    どうしても多くの文字を入れる必要があるのであれば、文字のサイズと色分けで見やすいデザインにしていくと良いです。

    暑中見舞いなどの季節ごとのお便りは、しばらく足が遠のいていたお店から届くと、久しぶりに行ってみるか!という気持ちにもなります。

    そこにキャンペーンやメニューのお知らせがあればなおさらです。よく行く飲食店だと夏季休業の情報も意外と嬉しいもので、調べ忘れたまま行くとたまたま空いていなかった!という悲しい事態も避けられます。

    個人の場合と違って飲食店の暑中見舞いなどは本来の意味に加えて、お知らせの意味合いもあるので送ることやその内容は事前に練っておくとより効果的になるでしょう。

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