エアコンがうるさい!室内機の異音対策とは?

おすすめ・コツ

部屋で夕方から夜に勉強している息子が、

エアコンからコポコポする音
うるさくて集中出来ない。
夕飯作ってる時、換気扇止めてよ。」

と無理難題を言いいます。

このコポコポ音、換気扇を消したり、
窓を少し開けたりすると止むのですが、

網戸が今破れていて、窓をあけると
蚊が気になる息子は、換気扇に矛先を
向けてきました。

このコポコポ音の正体は何だろう?
対策法は他にないかしら?

そういえば、最近エアコンンからする
ウォンウォンうるさい音も気になります。

そこでエアコンの室内機の異音と
その対策
について、いろいろ調べて
みることにしました。


コポコポ音対策

マンションなど気密性の高い部屋の
エアコンでなるコポコポッと言う異音。

部屋の窓を少し開けたり、通気口を回して
空気の通り道を作ってあげると、
鳴り止むのが特徴です。

原因

なぜこんな音がするのでしょう?

それは、外にあるドレンホースから
外気が部屋の中にあるエアコンの内部に
入り込んでしまう為だそう。

部屋の空気を冷やした後に出るは、
エアコンの室内機中のドレンパン
(水の受け皿)にたまり、

その後壁の穴を通ったドレンホースの中を
通って、部屋の外へ排水されます。

屋外は気圧が高く、部屋の中が低いと、
外の空気がドレンホースの先から
気圧の低い部屋へと流れこみます

台風や強風の時も、
同じ現象が起こります。

窓や通気口をあけて、
空気の通り道を作れば、

外気もわざわざ狭いドレンホースを通って、
部屋に入り込む必要が無いので
音が止むのです。

対策

気になるコポコポ音対策としては、3つ。

  • 窓や通気口を開ける
  • 換気扇を止める
  • 換気扇から出て行った空気分だけ、
    部屋の中の気圧は低くなります。

    屋外と室内の気圧に差が出る為、
    ポコポコ音が発生します。

    換気扇を止めると、屋外と部屋の気圧差
    緩和されるので、ドレンホースから空気は
    入ろうとはしません。

  • 逆流防止弁をつける
  • 逆流防止弁をドレンホースの途中に
    取り付ける事で、エアコンの
    室内機からでる水は通しても、

    ホースの先から入り込む空気を
    シャットアウトしてくれます。

    設置方法はこちらの動画が参考になります。



    4:52辺りから詳しい取付方が
    見られます。

    エアコン設置時に、防止弁を用意しておき、
    取付業者にさっとお願いするのも手かも
    しれません。

    別途最初から業者に頼むと3,000円程度
    ですが、部品自体は1,000円程で
    購入できます。

    防止弁のメリットは、コポコポ音の防止
    だけでなく、ドレンホースの先から入り込む
    虫もシャットアウトできます。

    エアコンから虫が出てくる
    恐怖もありません。

    また、ホースから入った虫が、途中で
    排水を詰まらせる原因にもなりますので、

    防止弁を使うと、エアコンの吹き出し口から
    水が漏れ出る症状も改善できます。

フィルター関係の異音対策

また異音がフィルターを原因とする
場合もあるそうです。

  • ウォンウォン音対策
  • 運転中に風を送ろうと頑張っている様な
    ウォンウォンという音は、フィルターが
    埃で目詰まりしていることが原因の一つ。

    対策としては、フィルターを掃除します。

    こまめにフィルターを取り出し、掃除機
    埃を吸い取るか、

    台所用の中性洗剤でゴシゴシスポンジで
    水洗いがお勧めのようです。

    水洗いの場合は、しっかりと乾かしてから
    取り付けます。拭くだけでなく、外に干すか
    遠くからドライヤーを当ててもOKです。

  • ガタガタ、バリバリ音対策
  • ガタガタ、バリバリという音は、
    フィルターがきちんとはめ込まれて
    いない事
    が原因かもしれません。

    はめ込み具合を確認してみましょう。

修理依頼までの対策

異音の原因がわからない場合が多いですが、
メーカーのサービスマンに来てもらい
きちんと対応してもらうのが安心です。

でも、呼ぶほどでもないとか、来るまでの間、
なんとかできる場合もあります。

  • 振動音対策
  • カタカタカタと低く振動する音
    気になる場合、エアコンの壁への
    取付けで、ずれがある
    場合があります。

    ゴム性の防振剤とよばれる振動を吸収する
    パッドを、壁とエアコンの隙間に挟み込むと、
    振動音が小さくなる小技もある様です。

  • サーッと流れる音
  • 運転中にサーッと何かが流れる音は、
    エアコンの内部に冷却材が流れる音です。

    故障ではない場合が多いので、
    音が気になっても
    対処の仕様が無いケースです。

    普通は運転始動時に鳴る場合が多いですが、

    設定温度から気温が上がったり下がったり
    する時に、

    エアコンがもう一度頑張ろうとする為、
    節電モードがある高級エアコンに度々
    きかれる音です。

    節電モードがないグレードの低いエアコンは、
    冷却材が流れっぱなしなので、サーッという
    異音は運転時のみという理屈です。

  • ギギッと軋むルーバー音
  • 風向きをかえるルーバーが、動く度に、
    ギーギーとなる異音は、

    ルーバーの本体接続部分に
    シリコン系潤滑油をさすと
    ましになることがある様です。

    溶剤系潤滑油だと、プラスチックが
    溶けてしまう心配があります。

    オイルを適量つけたら、余分な油は
    すぐにふき取るようにしましょう。

    埃のこびりつきや、油臭さを部屋に
    エアコンでばらまくのを防ぎます。

まとめ

逆止弁を夫に取り付けてもらい、
息子の部屋のコポコポ音は解消しました。

気になっていたウォンウォンという
異音は、フィルターの埃の目詰まり
原因でした。

早速、水洗いしたら音も止み、エアコンの
効きも随分よくなりました。

今回の場合は、自力で何とかなりましたが、
その他の場合は詳しいプロでないと、という
感じがします。

定期的にプロのエアコン洗浄業者
清掃をたのむと、エアコンの健康診断
なって良いそうです。

ハウスクリーニング業者より、エアコンを
専門
とされている業者さんがお勧めだそう。

あと、自動清掃機能がついたエアコンは、
精密すぎてエアコン洗浄を頼むと、普通の
エアコンに比べて お高くつきます

高機能エアコンも、良し悪しだなぁって
思ってしまいました。

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