ヒヤシンスの球根の保存方法って?掘り上げ前のお世話も大切!

ハウトゥ

リビングの窓辺に置いている
鉢植えのヒヤシンスの花が、
段々としおれて来ました。

春先に綺麗に咲いていた花に名残
惜しさを感じつつ、ふと気が疑問に
思ったのが、この後の育て方

ヒヤシンスは球根から芽を出すわけで。

土の中にあるこの球根って、放って
置いても
、また来年の春先に花を
咲かせてくれるのかしら?

それとも掘り出して置かなきゃい
けないの?

そこで翌年にまた花を楽しめる様に、
ヒヤシンスの球根の保存の仕方
ついて調べてみました。


球根の掘り上げについて

球根を上手に管理すれば、翌年の
春先にまたヒヤシンスの花を咲かす
事が出来ます。

花が終わった(花後と言われています)に、
すぐに掘り出せばいいというモノでは
ない様です。

掘り上げの時期

球根を取り出す(掘り上げと言います)
時期は、花後しばらくして葉が黄色く
枯れてきてから。

開花の時期は3月から4月の春先で、
葉が枯れてくる時期と言えば、
5月から6月頃と言えます。

少し見た目が悪いのですが、花後の
葉には、大変重要な役目があります。

光合成です。

花を咲かせ終わった球根は、翌年の
花を咲かせる準備に取り掛かります。

つまり葉で光合成をして養分を球根に
蓄えて、翌年の開花の糧としている
のです。

なので、花後にばっさり葉を切り落と
してしまうと、

光合成が出来ずに球根が太れず翌年
花を咲かせる事が出来なくなります

取り出しまでにする事

掘り上げの前にもこんな事に注意すると、
球根も元気な状態で、10月頃の植付け
を迎えられる様です。

  • 花後の花がら摘み
  • 花後にいつまでも枯れてしぼんだ花を
    つけておくと、栄養分が球根にまわり
    ません。

    また、枯れた花が光合成する大事な葉に
    くっついてしまうと、葉へのダメージ
    もなる様です。

    面倒でも、枯れた花は一つずつ手で摘み
    取っていきます。

    ハサミでばっさりはNG。断面に雑菌が
    付きやすく、葉腐れの原因にもなります。

  • お礼肥え
  • 花後は葉の光合成で球根が養分を蓄え
    ますが、肥料をあげるとさらに球根が
    来年の開花へ向け更に元気に。

    花後に掘り上げるまで、液体肥料
    各週に1度の頻度であげてみましょう。

    この時期に肥料をやる事を、「咲かせて
    くれてありがとう。」の感謝の意味を
    込めて、お礼肥えと言うそうです。

    大仕事が終わった後の、栄養ドリンクの
    様な感じでしょうか。

    あげないと、翌年は小さな花しかつけない
    などの、ややがっかりな開花になって
    しまうのだとか。

球根の保存方法は?

球根を掘り上げた場合の保存の仕方と、
掘り上げずに土の中で来期の植付けを
待つ場合のやり方をみてみます。

掘り上げた場合

掘り上げた球根は、根や皮を
きれいに取り除き、水洗いを
してよく乾燥させます

十分乾燥しないと、カビる原因に。

通気性の良いネットなどに入れて
日陰の風通したの良い場所で、10月
の植付け時期まで保管します。

掘り上げない場合

  • 庭植えの場合
  • 庭植えでは、2,3年に一度の掘り上げ
    で大丈夫な様です。

  • 鉢植え
  • 鉢植えでは、庭植えに比べ土の養分が
    限られます

    養分が開花で使われてしまった状態で
    すから、鉢植えなら、尚更先述した
    お礼肥えを忘れずあげましょう。

    葉が枯れて光合成が出来なくなる時期
    まで、お礼肥えをあげ、雨のあたらない
    場所に鉢植えを置きます。

    植付けの時期(10月頃)に、十分に根が
    張れる様に、新しい用土が入った
    大きめの鉢に植え替えます。

まとめ

つまり、

  • 庭植えは、掘り上げを2,3年に
    一度で良い。
  • 鉢植えは、花がらを摘み、お礼肥え
    を葉が枯れる掘り上げ時期まで
    各週に一度あげる。

    掘り上げた球根は、水洗いしてカビ
    ない様にネットに入れて乾燥させ
    風通しの良い日陰で保存。
  • 鉢植えで掘り上げない場合は、
    掘り上げ時期までは同じく、花摘みと
    お礼肥えを行う。

    葉が枯れたら雨が当たらない場所
    鉢植えを置き、植え替え時期に新しい
    用土が入った大きめの鉢に植え替える

新しい大きめの鉢を買うのも面倒
だったので、掘り上げる事に決め
ました。

ガーデニングが上手な友達に聞いたら、
保存用に、キッチンで使う三角ネット
に入れて、

軒先の雨が当たらない場所に、
つり下げているのだとか。
私もそうしようかな。

来年の春先を楽しみに、お世話に
励もうと思います。

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