離乳食に果物を!加熱は絶対必要?アレルギーの危険は?

知りたい事

「うちの子の離乳食果物って
いつから、なにをあげればいいだろうか?」

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先日、乳児がいる知人にそんなことを
相談されました。

この時、私が思ったのは、なぜ果物
と、いうことですかね。

知人にこのこと、詳しく聞いてみたところ
最近、おやつでご機嫌を取りながらでないと
食べてくれなくなってしまった。

だが、おやつよりは果物の方が
良さそうだと、言います。

ただ、そうした場合、どうやってあげるのが
ベストであるか、なにならあげてもいいのか
そこら辺がよくわからないので、教えて?

と、いうわけですのでちょいとボランティア
ということで、今回は離乳食に果物を
食べさせる場合の注意点
をご紹介します。


果物は早くても6ヵ月以降から

早く、いろいろなものを食べて大きくなって
もらいたいから、といって不用意にいろいろ
あげると、アレルギーになったりします。

特に、6ヵ月未満の乳児に果物の果汁
というのは栄養的に見て、メリット
というものが、ありません

そればかりか、下痢虫歯などの
ものによっては、アレルギーを起こし
デメリットにつながることもあります。

なので、ある程度体の消化器官などが
しっかりする6ヵ月をすぎてから、この方が
安心です。

しかし、子供さんによって成長速度
違いますので、できることなら、8ヵ月
すぎた辺りだと、さらに安心ですね。

そして、与えるにしても、ごく少量
味わわせる程度で、食べさせてあげるのが
いいでしょう。

なるべくなら、汁気を少なめにして果汁
と、いうよりは果肉を食べさせて
あげてください。

やっぱり加熱した方がいいの?

これは個人宅の判断に任されます。

加熱した方が、アレルギーの元を不活化
できますし、加熱することで甘みも増します。

それこそ、少量で満足してくれるでしょう。

ただ、大きくなってから、の果物を
食べてみて、違うとか、美味しくない
と、思われるとアレなので、にも慣れる

これも、大切だと思います。

バナナなどは1番、身近な果物の1つ
ですので、ペースト状にし、生のまま
食べさせるのもいいでしょう。

あ、腐っていなくて、でも若すぎない
完熟物を選びましょうね?

それなら、素材の味だけで満足してくれる
でしょうから、おすすめです。

加熱については、キウイパイナップル
のように、少々刺激のあるものに関しては
徹底し、その他は少しずつ生に慣れさせる

このような感じに、線を引いておくと
台所で、悩まなくていいでしょうね。

ただ、果物離乳食を始めたばかりの頃は
どんなものにも、レンジでピッでもいいので
を通しておくと、安心です。

アレルギーを完全になくせる、わけではない
ですが、可能性を減らすこと、これは
できるでしょう。

これはまだ早いかな?と、思ったら加熱して
食べさせ、大きくなったら生のもの
少量ずつ、と、これでいいかと思います。

調理方法3種

乳児に、食べさせてあげる果物の代表例
としては、バナナリンゴイチゴなどが
ありますね。

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これらは大人にとっても、美味しいご馳走
ですので、早くこのを知ってほしいな~
と、思うのはわからなくもないです。

先に、できれば果汁ではなく果肉で
食べさせてあげる方がいい、と書きました。

また、初めは加熱をした方がいいとも。

調理方法としては

  • すりおろす
  • 大雑把に潰す
  • 煮る

などが、あります。

すりおろす

リンゴカキナシなどはすりおろすことで
食べやすくなります。

すりおろし、汁気を適度に絞ってやり
ちょっとゆるめの固形にして、完成です。

加熱をするならば、汁は捨てずに
一緒に鍋に入れて煮ましょう。

大雑把に潰す

バナナなど、柔らかい果物に適した
調理方法です。

フォークの背中などで、多少は
いいので、潰してあげてください。

くちゃくちゃした感じになったら、OKです。

こちらについては、加熱するならば
レンジを使用するのを勧めます。

結構、形が残っていますので
鍋で煮るよりは、レンジの方が
適していると、思われます。

600ワット60から90秒ほど
加熱しておくと、いいでしょう。

煮る

イチゴベリー系オレンジなども
癖なく、美味しく食べられるかと
思われる調理方法です。

後、これは、乳児には結構、良効果的
調理で、消化しやすくし、アレルゲンである
消化酵素、という酵素を不活化できます。

アレルゲンとなる、消化酵素の不活化を
視野に入れるなら、2,3分は加熱
するようにしましょう。

果物を小さく切ったら、果物と同量か
それ以上のと一緒に火にかけます。

混ぜながら、弱火でしっかりと火を
通しましょう。

さて、文字ばかりだと面白くないですね?

ここらで動画をご紹介したいと
思います。

これは、いろいろと使いまわしが利く
レシピになります。

動画のミカンのように、元々の水分量が
多い、このような果物に向くレシピになるので
水の分量を量るのが面倒な方にも向く、かと。

このレシピは、水を量らなくていい
ですが、フードプロセッサーのような
ものが、ないと難しいのが難点

あるのならば、リンゴなども
これにかけて、ピューレにしてしまうと
調理が楽でいいですね。

家庭に、これがあるのでしたら
ぜひ、ご活用ください。

さいごに

果物離乳食、いろいろと書いてみましたが
いかがでしたでしょうか?

あなたの、お役に立てたでしょうか?

知人は、私からのアドバイスを聞いて
じゃあ、我が家はバナナからいってみるか?
と、子供に話しかけていました。

お子さんは無邪気に笑って、床にごろごろ
寝っ転がっている、というなんとも
和む光景です。

知人の子は、まだ6ヵ月になったばかり
なので、バナナ以外の果物はとりあえず
加熱する方向で、調理するそうです。

で、できたのは、バナナの潰したのと
リンゴペーストを鍋で煮詰め、冷まし
お湯冷ましで伸ばしたもの。

なんというか、徹底しています。

子供ちゃんは初めての果物離乳食
キャッキャと喜び、スプーンに1杯ずつ
食べて、とても満足そうでした。

知人はアレルゲンに、対抗できるように
なるまでは、加熱調理で行くと言って
子供の食べ残しを食べ、美味いと自画自賛

あなたのおうちも果物離乳食を始めますか?

初めのうちは、ちょっとずつ食べさせて
様子に変化がないことを、確認しながら
食べさせましょう。

生まれつき、アレルギー体質の子も、中には
いますからね。

美味しい離乳食で、お子さんが健やか
成長できますよう祈っています。

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