米と小麦粉の栄養って?結局どちらがいいの?

雑学

毎日、食べる主食に困ることはありますか?

この主食というのはに、米と小麦食品に
分けられる、というのはご存知ですよね?

はそのまま玄米や胚芽米、白米などに
小麦食品というと、パンやうどん、パスタが
一般的な有名どころでしょうか?

私の知人たちは、この2種の主食がそれぞれ
好きで、どっちが毎日の主食に相応しいかで
いつも言いあいになります。

栄養はパンの小麦粉の方が上だ!とか
カロリーで見れば、を食べた方が
健康的だ!とかです。

そして、いつも間に挟まれている私に
意見を求めてきます。

この2人の論争には呆れますが、2種類の
主食
、これの栄養には興味がわきました。

なので、知人たちの論争に終止符を打つ
そのためにも、今回は米と小麦粉食品の栄養の
違いについて
調べてみようと思います。


米と小麦粉のエネルギー量の違い

これについては、圧倒的に米が低いです。

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仮に、両者を100gとして比べてみた時に
違いは一目瞭然、となります。

米、というよりはご飯ですね
これの100g当たりのエネルギーは約148kcal

対する小麦粉、100g当たりのエネルギーは
約370kcalとちょっと、というかかなり
高めです。

これは、小麦粉の成分の約70%前後が
炭水化物(デンプン質)、であるため
だと、思われます。

ご飯も炭水化物ではないのか?と思われる
でしょうが、ご飯の炭水化物の割合とは
50から60%、と小麦粉よりも少なめ。

エネルギー量の違いから、どちらがより
優れているのか、はわかりません
非常食に乾パンなど、多いのは納得でしょう。

非常時、エネルギーの確保が必要になり
より、エネルギーの高いものが選ばれます。

ダイエット中だというのならば、パンなど
小麦粉食品より、を食べる方がいいですね
と、そういうお話です。

逆に登山に出かける時などは、エネルギー量の
高い、パン系の食事を持っていくともしもの
事態にも備えられます、そんな感じ。

バランスのとれた食事

先に、目立つカロリーについて書きましたが
他に、栄養はあるのでしょうか?

だって、そんなもの、バランスが悪ければ
カロリーとか、エネルギーがどうのでは
なくなるでしょう?

そのご意見は、ごもっとも
代表的なもの、2つの栄養について
順番に説明していきましょう。

その他の栄養:タンパク質

まず、小麦粉についてですが
小麦粉には6%から14%のタンパク質が
含まれている、とされています。

この8%の開きは、小麦粉のグルテン量の違い
これによるものである、と思われます。

が、それは置いておいてタンパク質です。

あるにはあるのですが、構成する必須アミノ酸
これの1つリジンという成分が不足気味
なりますので、その分を他の食品で補います

肉、卵、魚に乳製品ですが、これらを
一緒に食べることで、バランスが取れます。

一方のですが、こちらのタンパク質量は
2%ちょっと、と小麦粉に比べると少なめです。

よって、ご飯の定食などは結構がっつりした
おかずが多いですよね。

これは、ご飯だけだとどうしても不足して
しまう栄養を補うためであると思われます。

その他の栄養:脂質

小麦粉に含まれる脂質、というのは
1%から2%であるとされ、米の脂質は
0.05%ほどと、ほとんどありません。

じゃあ、米はダイエットには最高じゃん!
このように思われた方、ちょっと注意です。

ここで、注目してほしいのは脂質=悪
という見方はしないでほしいということ。

脂質も、体を構成するのには必要です。

肌の潤いを保つなど、脂質には
脂質ならではの役割があります。

なので、あまり悪者扱いはしないであげて
くださいね?

ただ、小麦粉に含まれる脂質も所詮
微々たるものですので、これも他の食品から
併せて、取るようにしましょう。

まとめ

米と小麦粉の栄養の違い、少しは
参考になりましたでしょうか?

最近では、グルテンがアレルギーの原因
なるので、グルテンフリーとしてパンやうどん
パスタなどを取らない食事が流行っています

このことが、ご飯というか米人気
つながっているのでしょうか?

しかし、今回調べたことで共通して
言えるのはどちらも、それぞれの場面
いいところがある、ということです。

ダイエットなら、菓子パンより
登山など、体力を消耗する行事なら
おにぎりよりはパンが適しています。

一概にどちらがどう!とは言えない
と、いうわけですね。

場合により、選んでいきましょう。

この結果に知人たちは自分たちの不毛
言い争いに気づき、何事もバランス
大事なんだねと、納得してくれました。

あなたは米食派小麦粉大好き派

どちらを選ぶも、個人の自由ですが
バランスは大切ですので、その他の
食品で調整して、自分にあわせてくださいね。

では、美味しい食事を食べて毎日を
楽しく過ごしましょう!

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