公務員の給料は安い!転職すると本当に得か?

知りたい事

公務員と聞いて真っ先に思い浮かべるのは
市役所で働いている人たちですよね?

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市役所にはいろいろな手続きをしに
行くことが多いです。

そんな、いろいろとお世話になることが
ある市役所ですが、どうも、世間
厳しいですね。

中でもマスコミ
やれ公務員の給料は高いだの
怠けているだのと叩きまくる。

それに、実際に公務員として勤めている
人たちは安月給だ、サービス残業祭だと
なんだか、不毛な言い争いが続いています。

友人が一度、市役所というよりは町役場
勤務しないかと勧誘を受けたそうなのですが
激務で安月給だけどね」と言われたとか。

そこで、ふと思ったのですが
公務員の給料は本当に安いのでしょうか?

安定している職業として紹介されることが
多いように感じていますが、公務員から
民間企業へ転職も多いとのことで謎でした。

ですので、今回はそんなよくわからない
公務員の実態に迫ってみたいと思います。


公務員って

公務員とは、および地方自治体
国際機関などの公務を執行する人のことを
言いますが、大きくふたつに分けられます。

国家公務員地方公務員です。

共通していることとしては利益のためでなく
公共のために仕事をするということ。

国民すべてのことを考えて仕事を
するということです。

なので、自分の利益や昇進のために
仕事をしたい、やりがいを見つけたい人には
不向きかもしれません。

個人よりチームでのプレイが向いている
そんな職場です。

ぶっちゃけた話で給料ってどうなの?

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これに関しては、年齢によって
変わってしまうのでなんとも言い難しです。

地元の市役所で初任給は以下の
ようになっていました。

  • 大学卒 月給 163,600円
  • 短大卒 月給 151,800円
  • 高校卒 月給 142,100円

そのほかには学歴・職歴によって
加算される場合があるようです。

そのほか諸手当としまして
扶養住居通勤時間外勤務などが
あるようです。

年1回の昇給、賞与も期末と皆勤手当を含めて
6月と12月に支払われ、土日祝日休みに加え
年末年始夏季休暇などがあります。

まあ、そこから、控除もろもろが引かれて
結果、手取り10万から12,3万となり、安いと
感じる金額になってしまうのでしょう。

諸手当がいくらぐらい出るのかまでは
詳しくわかりませんでした。

おそらく、扶養通勤手当時間外勤務
3万前後というところですかね?

それ以上だと、バイト代か?という
状態になってしまうと思われますので。

残業代についてはサービス残業が多く
ほとんどもらえていないという話も
よく耳にします。

なので、公務員の給料というのは
けっして高くはないです。

マスコミが公表する公務員の給料には
自衛官裁判所事務官中央官庁での公務員
などの給料が含まれている場合があります。

そうなれば、平均が高いのは当然ですね?

私が今回、話しているのはあくまでも
一般的な地方公務員などの話ですので
混同なさらないようにお願いします。

ただ、福利厚生はしっかりとしたサポートが
ありますので、地方の小さな企業で働くより
つぶれる心配がないので安心かと思います。

30代になると給料は少し上がって
年収が400万円前後、月の手取りは20万前後
なるそうです。

民間企業での30代男性の年収平均はおおよそ
438万から500万なので公務員は激務のわりに
少ないと、余計に感じてしまいそうですね。

しっかりとした福利厚生を取り
絶対に倒産しないという安全策を取るか
そこは個人の価値観になるかと思います。

転職するのがいいのか?

これはなにを理由にして転職するかに
よると思います。

お給料が安いのはどこの会社も最初は
同じですので、急いで転職しても
不満が解消されることはないでしょう。

それに、公務員にもメリットはあります。

  • 通勤距離が安定している
  • 年功序列である程度、出世が可能
  • 飲酒運転などしないかぎり、クビにならない
  • ボーナスが突然なくなることはまずない
  • 昇給がほぼ固定化されている
  • 固定給のため十年後など給与予測がしやすい

デメリットとしては以下の通りです。

  • 頑張りがボーナスに反映されない
  • リストラがない分、ダメ上司・先輩が多い
  • 優秀であるほど忙しい部署に回されやすい
  • 土日勤務・夜勤の部署がある
  • 予算残額などによって残業申請が通らない
  • 申請しないことを美徳とする文化がちらほら

これらのメリット・デメリットを見比べて
本当に民間の会社がいいのか、慎重
判断されたほうがいいと思います。

民間の企業ですと、公務員の
メリットとデメリットが逆転している場合が
多いです。

なので、公務員の例を逆にして
考えてみましょう。

公務員だと通勤距離が安定しているのが
民間企業だと転勤があったりと
安定性が悪い場合があります。

ボーナスに関しては頑張っただけ
反映してもらえるのでメリットになります。

が、突然なくなることも頭の隅に
置いておきましょう

そして、ダメ上司や先輩はどこの会社にも
いますので、そこはお間違えなく

おわりに

一度辞めたら、もう、戻らない
くらいの覚悟があるのなら、いいのです。

ただ、単純に給与が不満だから、はい、転職
というのは信用を失墜させる原因に
なりかねませんので熟考をお願いします。

短慮にならず、長い目で見て、今の
職場を続けていくことの方にメリット
あるのなら、今はこらえる時期です。

ここでこらえられないで、給料だけで
民間の会社を選んでもブラック企業だった
なんてこともあります。

そうなってはですよね。

事態を好転させたいと思っていたのに
悪化させてしまっては意味がありません。

公務員はなにかと叩かれがちですが
立派な職業です。

メリットもデメリットもありますし、それは
普通のことですのであまり神経質にならない
ように第三者の視点でものを見ましょう。

どんなふうに生きることが自分にとって
最良なのかを見極めて転職など
今後の生き方を選択してください。

転職して給料面得か損かより
やりたい仕事かどうかで選ぶように
じっくり考えてみましょう。

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