国債の金利がマイナスに!なぜそれでも買われるの?

知りたい事

みなさん!
国債ってご存知ですか?

それとマイナス金利について、知っていますか?

1月29日に導入発表され、2月16日から
導入されたマイナス金利
大きなニュースになりましたね。

ですが、この国債が、金利がマイナス
だからこうだ!なんていうのは、わかる人にしか
わからないことですよね?

私は、いまいち理解していない
サイドのひとりですが
もうなにがなにやらという状態です。

勉強したので、わかりやすく、
説明していきますね。



そもそも国債ってなにさ?

国債とは国家が証券発行方式で行う借入金のことで
国の借金証書のことです。

これを購入するということは、つまり
国の借金の申し出を承諾してお金を貸すということ。

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貸した以上は利息が発生し、支払われます。

また、満期というものが設定されていて
借金の返済日になります。

その日まで、例えば5年後まで保有していたら
全額返しますよというシステムです。

じゃあマイナス金利ってのは?

これは銀行など日銀にお金を預けると起こる
金利で、手数料のようなものです。

国債を買って利子がもらえるはず
なぜか逆に手数料を
取られてしまうということです。

もともとこの金利は少なくともだったのですが
これを2月16日から一部の当座で
-0.1%にされたことで出たものです。

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銀行が余分なお金を日銀の当座預金に預けることで
ペナルティーをつけます。

ですが、それだと銀行にメリットがないので
お金を貸し出したり投資に回したり
するようになります。

そうすることで、景気回復デフレ脱却
つなげようということです。

これを導入して物価上昇率
2%に近づけたいという思惑があるようです。

アベノミクスの三本の矢の一本ですね。

日銀に預けておいてもにしかならないのなら
よその企業に貸し出して金利を取った方が
いいというところから

市場にお金が出回りやすくなって
金融緩和が起こることを期待する!
と、こんな感じでしょうか?

これによって起こるデメリット
民間銀行の負担の増加金庫代の発生です。

今はまだ-0.1%ですが
今後どうなるのかはわかりません。

今後でさらにマイナスになったとしたら
銀行はその金庫代を負担しきれなくなります。

そうなると、一般の預金者一部の負担を
お願いすることになるかもしれません。

つまり、民間銀行でのマイナス金利です。

ですが、さらに厄介なのが
国債の利回りのマイナスです。

国政の利回りがマイナスになるとは?

例えば、1年制の国債が1000円であったとします。

利回りは1%という設定です。

これは1年後には1010円になって返ってきますよね?

国債は人気が高まって買う人が増えれば増えただけ
値上がりします。

そこで、仮に1020円にまで値上がりしたとします。

それでも、元の値段であった1000円
利回り1%は変わりません。

1020円投資して戻ってくるのが1010円では
10円損失があり、投資に対する損失が出て
利回りはマイナスになります。

これが国債の利回りがマイナスになるということです。

買っただけをするなんてバカらしいでしょう?
なので、あまりというかおすすめはしません

だれがなぜその国債を買うの?

国債を買っているのは主に日銀です。
あとは国内外の投資家たち、他の銀行でしょうか?

なぜ買うのかには
いくつか理由があるようです。

1.より金利のマイナス化が進むと考えて

日銀は「異次元金融緩和」として国債を
大量に購入しています。

現在は発行されている国債の約7割
日銀が買っていると言われています。

それが今後もマイナス金利が続くことを考えてなのか。

さらに金利がマイナスになった時を想定しているのか。

マイナスになれば、国債価格は上昇します。

上昇しさえすれば、仮にマイナス金利で買っていても
売る時には購入時よりも高く売れる可能性がある。

なので、一概に損をするとは言えないのです。

2.保管費用を考えてマイナス金利

これは銀行さんに限ったことでしょうね。

銀行さんは何千億何兆円もの莫大なお金を
管理しなければならないのです。

そのための金庫室
セキュリティガードマンなど、警備職者の雇用。

もろもろをひっくるめて考え
マイナス金利を保管費用として
考えているのならその選択はわかる気がします。

3.担保など、一定の国債が必要

銀行などは国債のように
信用度の高い債券
担保代わりに利用することがあるようです。

なので、多少価格が高くても国債を一定は
保有しておく必要が出てきます。

以上のような理由から
国債で借金をしておく方が
いいという買い手がいるわけですね。

買い手がいる限りは売り手も売りますので
売買は続けられます。

と、まあ、こんなところでしょうか。

おわりに

いかがでしたでしょうか?

一応、今の現代において把握しておくべき
経済の常識は押さえつつ
なおかつ、簡単に説明するように努めました。

国債なんて今の自分からは遠いもの。

心配ですが、今は自分の生活で
いっぱいですのでそうした投資などは遠い話。

なので、今まで敬遠していた部分が
あったのでしょう。

今回調べて勉強するまでは知らなかったことが
たくさんありました

あなたもそうですか?
ちがいますか?
このページはあなたのお役に立てたでしょうか?

一応大人ですから必要最低限の知識
持っていないといけませんよね。

このページを読んで経済に興味を持った方は
ぜひ、勉強してみてください。

まだまだ、長い人生で勉強することは
たくさんありますので自分磨きにも
興味のあることは積極的に勉強しましょう!

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